日本酒愉快者ブログ

日本酒が好きな30代。最近は色々飲んでます。

福島県の酒屋めぐり「SS鈴木酒店」「泉屋酒店」

前回の記事でも述べましたが、福島県に行って参りました。

おおざっぱな行程は、白河→郡山→田村の一泊二日コース。

 

いやーやっぱり混みますね。

昼頃、白河市に着き、ラーメンを食べようと街中を運転していたところ、「奈良萬」特約店の文字に惹かれて寄ったのがこちら「SS鈴木酒店」さん。

 

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一見町中の普通の酒屋さんという印象ですが、奈良萬特約店という文字に惹かれて寄りました。

ご主人は非常に気さくで色々お話しをしてくださいました。

奈良萬の特約店といっても苦労することも多かったようで、その分思いもあるようでした。

もちろん奈良萬を購入。

 

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続いて郡山市の泉屋酒店さんへ。

料亭のような店構えですが、中は非常に活気があり、20〜30代の男性スタッフの方が大勢いらっしゃいました。

みなさん気さくで丁寧な接客だったのが印象的です。

駐車場も数カ所あり、店内も人で溢れていました。

福島のお酒はもちろんのこと、全国の有名酒が豊富に取り扱っていましたね。

近所にあると非常にありがたいお店です。

 

夜は郡山市の居酒屋へ。

個人的に好印象なお店が、夢一膳さん。

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店内は割烹店のようですが、お値段が非常にリーズナブルで、福島県のお酒も幅広く取り扱ってらっしゃいました。

 

2日目は、田村市のあぶくま洞を訪れたのち、せっかくなので「あぶくま」で有名な玄葉本店さんへ。

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工場は別のようですが、ややくたびれた印象。

店内も住居併設型で、銘柄も数種類のみの取り扱いでしたが、製造年月日が最近だったのと冷蔵庫に入れてあったりしてました。

 

次は福島市喜多方市会津若松市辺りに伺いたいです。

特に橘内酒店さんには伺ってみたいなぁ。

≪34≫菊鷹 純米 Hummingbird 金沢酵母 無濾過生 おりがらみ

あっという間にゴールデンウィークも終盤ですね。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私事ですが、福島県に旅行して参りました。近々記事にあげたいと思います。

 

さて、連休と言うこともあり親戚が集まる機会も多いのが田舎です。

大勢で飲むために用意したのがこちら。

 

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名古屋で買ってきました。都内でもチラホラ見ますよね。

一升瓶は中々手が出づらいため、念願の購入です。

余談ですが、東洋美人のippoも購入したいんですが、一升瓶のため中々買えず…

 

クラシカルなデザインを上手く現代風に昇華したようなデザイン。

繁枡や川鶴などはこのタイプですよね。個人的には、無地に色文字系よりもこういったデザインの方がセンスがあると思います。

 

こちらの銘柄は、愛知県稲沢市の藤市酒造さんにより、24BYから復活された銘柄だそうで。山本氏を杜氏として迎えての造りだそうです。

蔵元の後継者が帰るパターンとは、また違う形ですよね。

本来は杜氏を迎えるのが通常なんでしょうが、新杜氏+新銘柄という杜氏と蔵元が二人三脚で醸していくスタイルが今後見直されていくと思います。

 

さて長くなりましたが、いただきます。

 

結構おりが絡んでますね。色々な酒屋さんのHPを見たところ限定でおりがらみタイプもあるということなので、そのタイプかもしれませんね。

購入した酒屋さんでは特に記載はなかったので、違っていたらごめんなさい!

 

香:

おり系の良い米の風味。乳酸菌飲料の香り。

優しく香りますね。ほのかにドライな印象も。

 

味:

ああ、これですねぇ。にごり・おり系のジューシーさ、旨味を感じます。

これに、酸味甘みがぴりっと。

非常に軽快でテンポが良いですね。

やや、ガス感もほんのり。

後味は、これまた軽快にドライにキレていきます。

スムーズに流れていきますねー。旨味が派手すぎず出しゃばらずちょうどよい塩梅だなぁ。

精米歩合の割にスッキリ綺麗に飲めます。

グレープフルーツの下地があり、おりが上手ーく甘み・旨味・ジューシーさをデコレーションしてくれてます。

冷酒の状態が好きだなー。これから気温が上がってきた時に抜群に良いと思いますよ。

 

常温に近づくと甘みが更に溶けてきますね。

白桃のニュアンスも出てきました。

 

非常に好評であっという間に空っぽに。笑

2日目以降の味の変化が分からないのは残念ですが、好評だったので良かったです。

 

菊鷹は、今年中にもう一回やりたいですね。

 

 

個人的好み:89/100

 名称:菊鷹 純米 金沢酵母 無濾過生
 精米歩合:70%
 使用米:掛 雄山錦 麹 夢吟香
 アルコール度:16%

 日本酒度:+0

 使用酵母:金沢

 スペック:無濾過生原酒 

 蔵元情報:藤市酒造株式会社
 購入価格(税抜):2,600円/1800ml

≪33≫米宗 完全発酵純米吟醸 おりがらみ無濾過生 ふなくち手汲み酒

せっかく名古屋行ったのに、愛知県のお酒をやっていないじゃん!ということで、購入したお酒やります。

酒泉洞堀一さんで購入したこちら。

店内でも、こちらのラインナップが豊富で推してらっしゃるのがわかります。

ラインナップの中でも、山廃が多かったですね。

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完全に初見ですが、いかがでしょうか。

先日の久礼のようにスペックを記載してラベルにしたタイプ。

結構実用的ではありますよね。あと襷状のラベルもなかなかユニーク。

55まで磨いた純米で、いわゆる直汲み&おりがらみで1,380円(税別)ですから格安なのがわかります。

 

オリが固形状で浮遊してます。チアシードぐらいの大きさはあるんじゃないでしょうか。(僕のイメージ)

 

香:

芳醇でやわらかい甘みを連想させます。きらきら。

 

味:

なるほどー。こうきましたか。

芯は強く通っていますが、比較的スリムな味わい。味わいのふくらみは平坦。

ガス感はなく、酒度ほど辛さを感じさせない作りです。

ほどよく柑橘を感じさせる酸味が効いています。キュッと。

これが味わいを効果的に締めてくれます。

とても良く引き締まったお酒です。ここに、おりが効果的に甘みを添加してくれています。

 

非常にクリア・透明感のある味わいですね。果実でいうとリンゴかな。

僕も好きな而今・町田酒造系のフルーティ系とは、また違うお酒。

白紙の上に、一本線を強く引くような潔さがあります。

速醸系ですが、効果的な酸味の使い方は山廃や生酛を連想されます。

9号酵母もこういった世界観を見せてくれるんですねぇ。

 

2日目

全体の様相はそれほど変化はなく、味わいが開き甘みが前面に出てきた程度でした。

悪い意味ではなく、「デレないお酒」という印象です。

 

昨今の流行と一線を画すお酒で、とても楽しかったです。

堀一さんのHPを拝見すると、なんでもモトを苛め抜いて強い強靱なものを生み出すということですが、まさに狙い通り。

引き締まっているんですが、きちんと酸だったり甘みだったりしっかり感じられるお酒でした。

こちらの蔵元が山廃を醸すとどんなお酒なのか、という想像もふくらみますね。

 

 

 

 

個人的好み:83/100

 名称:米宗 完全発酵純米吟醸 おりがらみ無濾過生 ふなくち手汲み酒
 精米歩合:55%
 使用米:美山錦
 アルコール度:17.3%

 日本酒度:+9

 酸度:1.6

 アミノ酸度:1.4

 スペック:無濾過生原酒 直汲み おりがらみ

 蔵元情報:青木酒造株式会社
 購入価格(税抜):1,380円/720ml

≪32≫篠峯 愛山 純米 中取り 無濾過生原酒

タクシードライバーの時にも述べましたが、私のミーハー部分の1つとして、「米」ミーハーがあります。

日本酒好きの人には笑われてしまいますが、「愛山」とか「酒未来」のお酒にグッときてしまいますね。両米とも、あと1本ずつストックしています。

 

さて、当ブログ2回目の登場「篠峯」。

酒屋さんのHPによると、麹室を新設したとのことで、ほんのり木の香りを纏っているとのことですが、前回の時は全く気がつきませんでした。

(若干ショック笑)

 

愛山を使用していて、1,500円(税抜)ですから破格の安さですよね。

 

 

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スケールの大きさですか、非常に楽しみです。

 

香:

 ガンガン香ります。バナナ、光沢のあるバニラ感。

 恥ずかしながら木の香りは感じないですね。言われればそんな気もするかなという程度。

 

味:

 おお、ジューシーというより、層が厚い味わい。

 前回の篠峯を1本の層としたら、3層も4層もあるようなイメージ。

 確かにスケールが大きいな。

 品の良い芳醇な味わいです。でも、篠峯らしい優しい穏やかな部分も。

 甘みと酸味半々かな。最初は隠れていますが、徐々に存在感を増してきます。

 でも、基本はミネラリーな印象ですね。

 均整を保ったまま、愛山特有の甘みだったり、味わいを感じることができます。

 優しく、穏やかに、漂います。

 造りとして、芳醇でゴージャスな味わいのお酒が多い中、華奢なんだけど煌びやなイメージですね。

 

 

2日目

 

 かなり華やぎましたね。昨日は後ろに隠れてた甘みが今日は前にでてきました.

 ミネラリーさの中から、水飴のような味わいが溶け出す。

 これだけだと、やや退屈になりがちだと思いますが、酸味も程よい距離感を保ちながら追随してくれるので、好きです。

 2日目の方が断然好きです。昨日以上に、ほんのりガス感がありつつ、舌触りも柔らかいです。おいしいなぁ。

 

3日目

 

 酸も一緒に浮いてきました。2日目の方が良いかな。

 ややブドウっぽさも感じられます。

 

 

篠峯の実力をまじまじと見せつけられました。

記事にしてませんが、ろくまるもやってあちらも良かったな。

今年の目標として、「櫛羅」もやりたいですね。

 

 

個人的好み:85/100

 名称:篠峯 愛山 純米
 精米歩合:65%
 使用米:愛山
 アルコール度:16%

 スペック:無濾過生原酒 中取り

 蔵元情報:千代酒造株式会社
 購入価格(税抜):1,500円/720ml

≪31≫タクシードライバー 純米生原酒 仕込玖号

さて、今回は異色な日本酒で有名な「タクシードライバー」を。

 

まずですね、私の日本酒の趣向として、非常にミーハーなところがあります。

で、ミーハーはミーハーでも、「有名なお酒を飲みたい」というより、「もう飲めなくなるお酒を飲みたい」というタイプなんです。

よくある、閉店のラーメン屋に駆け込むやつです。

 

こちらの喜久盛さんは、28BYより蔵元さんが交代されたということで、26,27BYの守川杜氏のお酒はもう飲めないのです。

最近ですと、山の壽の忽那杜氏の交代だったり、御湖鶴さんの件だったり、もう飲めなくなると思うと後ろ髪を引かれます。

ただ、基本的にはその蔵元のお酒を長く応援している方に対しては、敬意を払いたいと思います。

上述した閉店に群がる系はあまり好きではないので笑

 

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すごいラベルですね。笑

正直個人的には好きなラベルではないですが、日本酒を手に取らない層に飲ませる力のあるラベルだと思います。

説明不要ですが、アートディレクターの高橋ヨシキ氏が命名、ラベルのイラストを手がけたことで首都圏を中心で人気を博したとのこと。

 

27BYで、平成28年6月製造で仕込みは9号。

使用酵母の「ゆうこの想い」は岩手県酒造協同組合で開発された酵母で、同時に開発された酵母に「ジョバンニの調べ」というの物もあります。

ゆうこの想いは、女性的な優しさふくよかさといった特徴がある酵母だそうです。

 

さて、長くなってしまいましたがいただきます。

 

香:

ああ、アルコールが来る感じ。久しぶりだなー、この感じ。

清泉を思い出す。最近の華やかな香り系とは一線を画しますね。

やや、白ブドウを思わせる瞬間も…

 

味:

うーん、濃厚なアルコール酒って感じ。

ごめんなさい、正直苦手なタイプです。

久しぶりの淡麗辛口濃厚酒。

淡麗なのに、濃厚ってなんじゃそらって突っ込まれそうですが、味わいのある淡麗辛口系ってことで笑

ザ日本酒。日本酒度の+7の通りという感じ。

旨味もあるのでそこまできつく感じませんが、結構ドライ。

うっすらと、グレープフルーツの柑橘感。

でも、食事には合いますね。味わうというより、舌に流れ込む。

景色として浮かんだのは、冬の海ですかね。

生原酒ということもあり、もったりした日本酒感はありませんでしたが、この味わいはやっぱり苦手です。

 

喜久盛酒造さんの今後に注目しています。

その前に山の壽いかなかきゃな。

 

 

個人的好み:75/100

 名称:タクシードライバー 生酒
 精米歩合:55%
 使用米:不明
 アルコール度:17%

 日本酒度:+7

 酸度:2.2

 アミノ酸度:1.0

 スペック:生原酒

   値段:1,525円(税抜き)/720ml

 蔵元情報:喜久盛酒造株式会社

≪30≫久礼 特別純米 手詰直汲み 無濾過生原酒

 世間は大型連休。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 私の個人的な目標は、ブログの記事間に飲んでいたのに記事にしていないお酒を記事にすることです笑

 結構、そういったお酒を引き合いに出したいんですが、記事にしていないのにコメントすることにかなり引け目がありまして… 

 後は、都内の気になる居酒屋巡りなどできればうれしいかな。

 

 

 さて、本日は西岡酒造店さんの「久礼」。

 俺なんでこんな高知県のお酒飲んでるんだろう笑

 

 なんでも西岡酒造店さんは高知県最古の蔵だそうで。

 いいですねー一度四国を回ってみたいです。

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 ここまで公開していて、酸度だけ非公開なのが気になるところですが。

 

香:

やや白ブドウ的な、やっぱり安芸虎とか近い感じかな。

強くなく、うっすらと。

 

味:

良いですね。直汲みならではの、ガスの細やかなチリチリ感が舌をやさしく刺激してくれますね。

中濃のうまみが流れ込み、甘み、酸味ががっちり支えてくれます。

高知県のお酒らしく切れ味抜群で、シャキッと飲めますね。

僕的に好みの系統ではないですが、これまで飲んだお酒はどれもおいしいですね。

イメージだと、安芸虎は一番肉付きが良く、酔鯨は瑞々しいイメージ。

久礼は、ほどよく引き締まった印象。

サイズ感は大きくなく、小さすぎず。辛口だからダレない。

 

ガス感が良い。これがあるから飲みやすいですね。

風の森とか、多賀治に比べると二回りぐらい小さいサイズ感ですが、このガス感が味わいを加速化している。これがないと少し退屈になるんではないかと思います。

 

ほどよく熟したブドウ。口に含んでの余韻がかなり長く、うまみ、味わいもほどよく広がりますね。で、きちんと収束していきます。

 

いいですね。ただ、今日がピークな気がします。

 

2日目

 

セメダインっぽさも少しだけ。

今日も程よい香り、甘みがうっすらと。

昨日がピークとほざきましたが、今日も崩れないですね。

相変わらず切れ味が良いし、オイリーな食事とも合いそう。

 

今日はジューシーさの方が前面に出て華やぎましたね、

ややふくよおかに味わいが広がり、ドライに切れます。

非常にクリアな甘みです。

 

好みのタイプからは少し外れるお酒でしたが、とてもおいしくいただけました。

やっぱり高知県のお酒の実力は相当ですね。

 

個人的好み:87/100

 名称:久礼 特別純米 手詰直汲み
 精米歩合:60%
 使用米:松山三井
 アルコール度:18%

 スペック:無濾過生原酒 直汲み

 日本酒度:+5

   値段:1,333円(税抜き)/720ml

 蔵元情報:有限会社西岡酒造店

 

≪29≫加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 雄町50ver.2 生酒

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やっと飲めました「加茂錦・荷札酒」

本当遅すぎると思いますが、ここ半年ぐらいでいろいろな銘柄に手を出すようになり、やっとの登場です。

記事にしていないですが、赤武もやってそちらもおいしかったですね。

 

もはや説明不要かと思いますが、荷札をラベルにしてしまった斬新な銘柄。

蔵元で杜氏の田中さんは、20代と若く、大学でプログラミングを専攻しているという異色な経歴。

20代で杜氏として活躍されている方々は勝手ですが、いわゆる「秀才」「研究熱心」なイメージです。

 

ラベルのオリジナリティさからして、「売れる酒」を研究しているのが伝わりますよね。

マニア的にはタンクナンバーが振ってあるのにグッときますし、日本酒を飲まない層にも目を惹きますからね。

 

さて、ちょうど時期的に手に入った雄町の純大を。

 

香:

バニラ、アロマ。ややメロンでしょうか。チャーミングな酸も連想されます。

立体感を保ちつつ、溶けるような甘みを感じますね。

 

味わい

やさしい味わいですね、それでいてジューシーさも同居しています。

ここはきちんと雄町の良さを引き出すような造りですね。

甘みより酸味の方が割合強いかな、4:6.でも強すぎず、良い均衡を保って口の中を徘徊してくれます。

純大特有のクリアさもありつつ、味わいももちろん感じれるし、やさしく穏やかに続いてくれますね。

立体感を保ったまま、キレよく流れて、ややシルキーかな。

いいですね、本当良くできたあじわいです。

直汲み系も試したいですね。きっとガス感も合うと思います。

非常に柔らかい。ミネラルと濃密さ半々。

やや熟したメロンですね。あとレモンを絞ったかのような清涼感。

原酒としては度数も低いし、味わいもやわらかく雄町酒としてはライトだから食事にも合いますね。

 

本当同じ20代として脱帽。

 

[2日目]

パッと華やぎましたね。中濃の甘みに、渋み等一切なし。

甘みの塊がややスピードをつけて流れ込む。

フレッシュさとジューシーさ(濃厚さ)が同居した本当良いバランスです。

 

ここ数年で首都圏の販売を伸ばしているあたり想像がつきますが、本当に優等生なお酒でした。

居酒屋というより、和食ダイニングとかおしゃれな店に置かれそうなお酒です。

 

あと10年後にはどんなお酒を醸されてるんでしょうね。非常に興味深いです。

 

 

個人的好み:87/100

 名称:加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 雄町50ver.2 生酒
 精米歩合:50%
 使用米:雄町
 アルコール度:15%

 スペック:無濾過生原酒

   値段:1,580円(税抜き)/720ml

 蔵元情報:加茂錦酒造株式会社