≪144≫東魁盛 純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒 29BY
今回は、千葉県小泉合資会社さんの「東魁盛(とうかいざかり)」です。
お初銘柄で、全く存じ上げなかった銘柄です。
なんでも、2017年のSAKE COMPETITONで純米大吟醸部門で2位を取った銘柄だそうで。
名だたる銘柄の中での受賞なので、蔵元の実力というのもうかがえますね。
こちらは、自社田栽培の五百万石を使用した純米吟醸になります。
全く想像もつきませんがどんな味わいでしょうか。
香 メロン、ベリーなど。思ったより甘み香りですね。
味
やや中濃の口当たりで、うまみ、甘み、酸味もほどほどに感じられます。
含んだ瞬間に、明るさ、瑞々しさが瞬時に感じられるフルーティさ。
徐々に、そこから甘みが溶け出してきます。非常に品が良く、心地良い重さのある甘み。
メロンだったり、ほどよく熟したバナナのような甘みでしょうか。
突出した個性はありませんが、雑味だったり、荒い部分が見当たらないですね。
うん、マイナス点のないお酒だと思います。
きれいであり、ほどよく旨みも感じられて非常に心地良いです。
初心者にもオススメの飲み心地です。
2日目
よく香りますね。味わいの均整を保ちつつ、甘みが柔らかくなった程度かな。
いやー29BYになってから点数の平均が上がったなぁ。
銘柄が良いのか、どこの蔵元も29BYのできが良いのか。
個人的お気に入り度 87
≪143≫竹泉 熟成愛酒 りん
本当勤勉なブログでなく申し訳ございません。
記事の更新を再会します。
兵庫県田治米合名会社さんの「竹泉」から熟成愛酒りんです。
個人的にも、課題酒としてた銘柄で、本来は山廃行けば良いんですが、四合瓶がなかったのでこちらに。
熟成酒のブレンドによる熟成酒で、特等山田錦60%精米6年熟成と五百万石60%精米5年熟成を主にブレンドしているそうです。
香 熟成酒らしく、カラメルの風味と枯れた風味が感じられます。
味 冷蔵庫に入れていたので、まだまだ味わいが硬いですね。
(冷蔵庫に入れたのが失敗なので、できれば常温が良いと思います)
香りの通り、カラメルだったり枯れた感じもありつつ、透明感ある味わいで癖なく飲めます。また、度数も15度なので比較的飲みやすい度数だと思います。
やはり、最初冷やしすぎなのが悪く、熟成感と透明感が同居しており、熟成酒を水で薄めたかのような雰囲気すら。
これは、僕のミスです。
温度帯が常温になると、味わいも感じられるように。
酸味もきらっと光る程度感じられ、熟成感とうまみがちょうどよい塩梅で味わえます。
ここまで枯れてると、穀物らしさも感じられますね。炊きたてのお米の香ばしさのような。
でも非常に飲みやすいなぁ。香りは熟成酒なので、日本酒初心者には勧められませんが、味わいのくせがないので熟成酒を始めるという方にはぴったりかも。
当ブログも熟成酒をブログで扱うことが少ないので、ちょうど指針となるお酒とで余したね。
お燗で。(レンチンです。)
甘みとうまみが顔を出しましたね。酸味も良いバランスです。
熟成酒には、バランスというのを求めたらいけないかもしれませんが。
非常に飲みやすい熟成酒ですねぇ。
2日目
気楽に飲める熟成酒といいますか。
旨みがやはりメインで、奥に甘みが隠れていますね。
時期的にも、常温~お燗がおすすめ!
お燗は、レンチンでも良いと思いますよ。
ぜひ寒い日は、熟成酒のお燗で暖まりましょう!
個人的お気に入り度 85(熟成酒の指針として)
相互リンクしていただきました!3 & ふるさと祭りに行ってきましたよ。
非常にありがたいことに、かの有名な
様 と相互リンクを結ばせていただくことになりました!
言うまでもなく、僕もかねてより拝見しておりますし、コメント返しでも書きましたが、当ブログで「これはブロガーだとまだ誰もやってないだろう」というお酒もほとんどやられているという。笑 (当然と言えば当然ですが)
非常に参考にさせていただいてる方でございます。
僕も色々な方のブログを拝見しているので、コメント残せば良いんですが、なかなか億劫で。
あまり言及しすぎるのも失礼かと思いますので、この辺りで。
さて、本日は東京ドームで開催中の「ふるさと祭り」に行って参りました。
(首都圏にお住まいの方以外はすみません。)
全国からお酒はもちろん美味い物が勢揃いするというイベント。
ちょっと飲み過ぎて面倒になったので、写真は撮らなかったんですが、簡単に日本酒等の感想を。
日本酒で目に付いたのは以下のコーナー。
・夕刊フジ協賛?の地酒バー
有名どころは、楯の川、松の寿、屋守、鶴齢、紀土、獺祭などなど。
他にもありますが、割愛。
全国の実力のある蔵元のお酒の試飲ができます。
・富山県コーナー
富山県のお酒が試飲できます。確か5銘柄程度。
当ブログでも取り扱った「玉旭ECHO」もありましたよ。
・青森県コーナー
田酒、陸奥八仙など。きちんと押さえている印象
・平和酒造コーナー
平和酒造さん自体もコーナー出してました。この蔵元はイベント強そうですもんね。
ビール、日本酒などなど。
・ばばあの梅酒
梅酒では有名なばばあの梅酒のコーナー。非常に気前が良く(良すぎる)試飲をあほほどさせてくれます。
梅酒はあまり飲みませんが、飲みやすい梅酒でした。(一応、買いました)
・広島県のお酒コーナー
一番気合いが入っていたので、こちらかなぁ。
とにかく県内の蔵元は全部そろっているんじゃないかなぁ。
試飲も有料でしたが、全部させてくれましたよ。
辛口、甘口とアバウトな要望でもきちんと答えていただきました。
感動したので、4合瓶買っちゃいました。
他にも、秋田、東京などありましたが、目に付いたのが上記のコーナーですかね。
あと、マニアというほどではないですが、地ビールも好きなので非常に楽しいイベント体験でした。
(念のため、公共機関で帰りましたよ笑)
ぜひお時間ある方は行ってみてはいかがでしょうか。
平日の方が落ち着いて良いかもしれませんねー。
≪142≫屋守 仕込み三号 純米おりがらみ生酒 29BY
さあて、東京のお酒飲みましょうか。ご存じの方も多い「屋守」です。
東京の地酒と言えば、こちらの銘柄がだいぶ先を行ってしまっているように感じます。
入手も困難という訳ではないですが、ぼけぼけしていると買えないなんてことがありました。
普通のムロナマゲンとも悩んだんですが、鮮やかなラベルに惹かれてこちらに。
お米は、八反錦。裏面のヤモリがこの蔵元らしいですね。
香
あまり強く感じませんね。まぁ、リンゴとかうっすらと感じる程度。
味
あれ、だいぶ硬い味わいです。
パウダリーというか、粉っぽいですね。
おりがらみということで、ジューシーなのを想像していたので、だいぶ肩すかし。
非常にスリムで、嫌な風味はありませんが、没個性とも言えます。
かすかにオリの風味のコクも感じられますが、砂糖水(表現悪いですが)ですかね。
しばらく時間をおいてみました。
あぁ、味わいが開いてきました。これは素直においしいですね。
隠れていた甘みが前面に出てきました。
リンゴ、メロン、桃等でしょうか。癖のない果実味ですね。
トロピカルとまではいきませんが、非常に豊か。
オリも、良い塩梅で混ぜられてますね。しつこくならないように仕立てられています。
ミントのような清涼感もありつつ、爽やかさも。
ベタベタする甘みがないので、ここの飲みやすい点ですね。
好みからは若干外れますが、優等生なお酒だと思います。
あまり急ぎすぎず、開けたては味わいが閉じているので、じっくり飲んでください。
3日目
華やかな果実味。桃。
非常にシルキーな舌触り。加えてクセがないですね。
甘味も丸く良い質感。
重すぎず、軽すぎず。程よい重さだなぁ。
うまい。
個人的お気に入り度 86
≪141≫栗林 純米 火入れ 金沢西根 28BY
28BYもどんどん整理していかないといけませんね。
秋田県栗林酒造店さんの「栗林」金沢西根の火入れverです。
ブログ未登場ですが、春霞は好きな銘柄です。
正直NEXT5自体、興味はありませんが、参加蔵元はどこも好きですね。
さて、本当はこんなに間を開けてしまうと良くないんですが。
こちらの栗林についても多くの方が既知かと思います。
栗林酒造店さんのある美郷町は、美郷錦の栽培が盛んで、中でもこの銘柄で使用しているのは、金沢西根という地区のものと六郷東根という地区のものです。
それを、それぞれ亀山酵母と組み合わせて作られているそうです。
うーん。かっこいいラベルだ。
香
火入れらしく派手には香らないですね。リンゴと米の風味が。
味
春霞らしいですねぇ。フルーティながら、複雑味のある味わい。
火入れながら、素晴らしくフレッシュです。良く言う火入れの嫌な風味はないです。
29年8月出荷で、冷蔵庫に保存してましたが、熟成感はないですね。
リンゴに、ややセメダインの風味。
さらっとした舌触りながら、重みも程よく感じ、舌へのピリピリ感が心地良いですね。
きれいな酸味が心地良く、これまたフルーティさへ一役買ってますね。
透明感もありながら、味わいとしての複雑味、決して雑味ではないので、ノイジーではありませんね。非常においしいです。
少しじっくりやってみようかと思いますが、実力をマジマジと見せつけられましたね。
おいしいです。
3日目
常温で。さすがに細かい部分は気になりますが。輪郭は、熟成感が垣間見えます。
燗にしても良いですね。
生命感、フレッシュな荒々しさ感じます。
燗で。
ちょいアルコールの風味が鼻をつきます。
うまみと酸味が浮き上がってきました。
ちょうどよいふくよかさで、穀物の風味も感じられます。
ほのかにビターさもあり、飲みごたえありますね。
個人的お気に入り度 87
≪140≫秀鳳 純米大吟醸 超辛口 28BY
いやー今年の正月は、飲みすぎましたね。久しぶりに自宅でリラックスした正月でした。
ちょいしばらくペースを落としていこうと思います。
写楽とこちらと北島を親戚飲み会に持ち込んだんですが、北島あたりは記憶に残ってないという笑
北島の四合瓶なかなか売ってないからなー、、
当ブログ初登場かな?山形の秀鳳です。
こちらも実力のある蔵元で知られてますよね。良く出羽燦々の33磨きのコスパ酒が取り上げられることが多いですけど、他にも本当良い酒を作る蔵元ですよー。
去年飲んだ雄町の中取りは相当おいしかったなー。
こちらも秀鳳では特徴的な一本。
秀鳳にしてはクールなデザインのラベルですよね。
べろべろに酔っていたため、詳しいレポはできませんが、、
秀鳳らしく、旨みと甘みを兼ね備えたフルーティさ。
メロンの風味がこの銘柄らしく。
超辛口とありますけど、すっきりとしている、キレのあるという部分で辛口らしいかなと。
非常に飲みやすく、すっきりしたお酒でした。
まぁ、偉そうですが、この銘柄の実力がきっちり出てますね。
辛口好き、甘口好きが集いやすい正月の飲み会にはぴったりだったかと思います。
きちんと秀鳳もやらないといけませんねー。
個人的お気に入り度 87
≪139≫写楽 純米吟醸 おりがらみ 生酒 29BY
生粋左馬の記事であれだけ吠えた僕ですが、店員さんから勧められたのでまんまと買ってしまいました。
うーん、写楽の生は前から飲んでみたかったのでちょうど良かったです。
飛露喜に次ぐ、福島のスター銘柄候補という印象の銘柄ですが、現在どうなんでしょうか。はせがわさんだとお一人様一本までとありますが。
まぁこちらについては説明不要ですよね。
香
バナナ。フレッシュ
味
フレッシュだねー。くせのなく、そこまでコクもなくスルスル。スパッと余韻もほどほど。
まー飲みやすいね。
ほどよくカスタード、バナナ。思ったより、ジューシーというわけでなく、わりかし硬めの味わいでした。
四合瓶で1700円(税抜)ですかぁ。
これなら、福祝、自然郷からは少し落ちますね。
個人的お気に入り度 84