日本酒愉快者ブログ

日本酒が好きな30代。最近は色々飲んでます。

≪161≫菊駒 純米吟醸生原酒 29BY

世間は、30BYに突入だという話題だったり、水色の瓶が良くないだったり、日本酒業界も話題に事欠きませんが、当ブログはマイペースに。

いやマイペース過ぎますがね。

 

以前の青森旅行で購入した一本。

実はまだもう一本あるんですよね。これもすぐ飲みます。

 

全く知らなかった銘柄ですが、菊駒の純米吟醸生原酒です。

しぼりたてをここまで引っ張ったことを、まず反省。

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当ブログで良く表現する ベリー。やや南国パイン。

こういう感じですか。

 

非常にさらっとしてますね。当ブログのベリー系酒は、もうちょい甘みが重いものが多かった反面、さらっとしている部分が目立ちます。

甘み、旨みもそこまで大きく広がらず、さっと引いて行きます。

そして残るのは、辛み。ドライさ。なので、ベタベタせず食事には合いますね。

 

失礼な表現をお許しいただければ、現在のスタンダードな雰囲気ながら、味わいを抑えていて、かつ日本酒に備わっている渋みを引き立てているような。

 

濃いぃお酒が苦手になりつつある私の好みには合います。

 

調べたところ蔵元の七代目は、東京農業大学醸造科学科を卒業され、5年ほど東京都内の大手小売店で働かれ、マーケティング等学ばれたそうです。

上述したように押さえるポイントは押さえているように感じましたが、もっと冒険しても良いんじゃないかと感じました。

 

 

個人的お気に入り度 84

≪160≫巖 特別純米601号生 29BY

大雨で大変な方々が多い中、非常に恐縮ですが日本酒が飲めることに感謝しながらいただきます。

 

今回は、群馬県の巖です。

巖といえば、どんと漢字一文字のラベルで有名ですが、たまーに見かける手書き系ラベル。

すみません、そこまでいただいたことがないので印象で語ると、比較的無骨なお酒という印象。

 

 

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失礼ながら、とても一般ウケするとは言えないラベル。

なんか男らしく、ぶっきらぼうな感じがして良いですね。

 

セメダイン、リンゴ、マスカット、非常にクリアな印象を受けます。

 

ここのところ似たような味わいが続くなー。(それとも舌が馬鹿?笑)

スムーズかつ香り通りのクリアさ。

旨み、甘みがスムーズに一貫性のある印象。

後半は辛口がしっかり主張し、従来の日本酒好きにも喜ばれそうな味わい。

かつ、甘みはバナナとか和三盆みたいな風味豊かな甘み。

 

山城屋は非常にモダンで洗練されていた印象でしたが、こちらは良い意味で田舎くさい。

どっしりとした部分もある故かもしれません。

 

カプカプ大好き人間ゆえ、好みど真ん中という訳ではありませんが、時折飲みたくなる日本酒だなー。

普通のラベルも機会があればいただきたいと思います。

≪159≫松の司 純米吟醸 情熱ブルー 28BY

最近は、日本酒への情熱がだだ下がりです。

日本酒ブロガーなんてとても名乗れません。いかんいかん。

 

日本代表勝ちましたね。

ハリル解任のごたごたで、応援する気はほとんどなかったですが、いざ勝つとやっぱりうれしいですね。本当、ミーハー日本人の典型。

 

サッカーにかけた訳ではないですが、奇しくも情熱ブルー。

昨年末に購入した君嶋屋限定ボトルをここまで引っ張ってしまいました。

 

松の司は、お店では飲んだことあっても家のみは初めてです。

 

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f:id:funacky1988:20180620204527j:plainつかさ

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バナナとサイダーかなぁ。古くさいです。

ただ、いやではない古くささ。骨のあるといいますか。

 

非常に、静謐。透明感がすごいですね。きゅっと渋いマスカットかな。

透明感に比例して、地味かなと第一印象もありますが、きちんと味わうと旨み、甘みがちゃんとあります。綺麗ながら味わいが乏しいお酒が良くありますが、それとは違いますね。

舌の上に、きれいに旨みと甘みが伸びて行きます。非常に上品な甘みです。

 

サイダーのニュアンスもあり、後味はびりびりと辛い。

きゅっと引き締まったボディながら、柔らかく膨らみ、風味もきちんと伴ってます。

本当に良いバランスだなぁと思います。

 

最近飲んだので似たものは、山城屋かなぁ。山城屋は、タイトに綺麗に仕立てられているのに対し、似た部分はありますが、こちらは野性的でワイルドな部分がありますね。

 

飲み飽きしないお酒だなー。お酒単体でもいけますし、食中酒としてもいけます。

スルスルのんで、一瓶開けちゃいそうなお酒です。

うーん、非常におもしろいですね。

 

 

個人的お気に入り度

89

最近飲んだ日本酒あれこれ

最近健康志向のため家のみの回数を減らし、外のみの回数が多くなってきております。

四合瓶でさえ、量的には多いんですよね。ワンカップぐらいがサイズ的にはちょうど良い。

 

というわけでネタ切れなので、居酒屋で飲んだ日本酒のご紹介。

店名は伏せますが、分かる方も多いんじゃないでしょうか。

 

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岩手県の西与右衛門。

夏酒の直汲み生原酒。

アルコール度14度で、低アルならではのスッキリさ、清涼感もありつつ物足りなさも度数ほど感じさせない魅力的なお酒でした。

スルスルいけてしまうやつですね。

 

 

 

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長野県の浅間嶽。

どっしりとした旨みが感じられるお酒。凝縮感もあり、甘みもくどすぎず良いバランスでした。嘉根満とか積善とか、思い出されました。

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浅茅生。

以前もこのお店で飲んだんですが、語弊のない範囲で「良い渋さ」

決して派手ではないですが、旨・酸・甘のバランスが良く、適度な堅さもあっておいしく飲めました。

 

 

どのお酒も家できっちりやりたいですね。

それぞれに個性があって本当に良かったです。

≪158≫長陽福娘 山田錦純米 29BY

本当暑いですねー。

僕は酒類はなんでもいける飲んべえなので、こう暑いとビールを飲みたくて仕方有りません。特にクラフトビール

ただ、体が許さないので(通風)ビールは避けるようにしてます。

日本酒もプリン体高めですが、まぁ大丈夫でしょう。

 

今回は、長陽福娘山田錦純米です。

去年取り上げたものは、直汲みになるのでスペック違いのものになるでしょうか。

 

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ラベル裏面を見ると、日本酒度・酸度は去年とはほとんど変わらないですね。

 

非常にクリア、イソアミの印象ながらブドウ・バニラなど。

セメダイン強めですね。

 

非常に濃厚です。とろっとしたテクスチャーがまず感じられます。

ふくよかな甘みと、ビター感も存在感大きいですね。

飲み応えがありますねー。

去年の直汲みはさらっとライトな印象もあり、濃密より充実なんて表現しましたが、こちらは間違いなく濃密。

そうですね、果実でいうとブドウ。赤、白両方の部分がありますが、白の方が強いかな。

加えて、どっしりした米の旨みが甘みを伴って感じられますね。

去年の直汲みの方は、モダンな印象もありましたが、今回は結構古くさい部分もあり。

ただ、つやつやに磨き込んだ表情があるので、飽きない印象。

 

単体で見ると、美酒ですが去年の衝撃と比較するとちょっと肩すかしな部分も。

スルスル飲めたんだけどなー。こちらは、結構どっしり系です。

 

 

3日目

お、今日はかなり良いですよ。

初日ほどの濃密さはなく、軽さが出てきました。

後味ですーっと澄んだ雰囲気が感じられます。

今日は、赤系のブドウかな。

後味で、結構辛め。ややノイジーながらお酒としてはパンチがあります。

3日目の方が好きです。

 

 

個人的お気に入り度

86

≪157≫風の森 露葉風80 29BY

時折、猛烈に飲みたくなるんですよねー風の森。

一番、ピーキーで個性派と聞いている露葉風の80です。

 

今年から、説明書きのポップが付きましたかね。

マニア的には非常に興味深く拝見しますけど、一般の方が果たしてちゃんと見るでしょうか。

飲み方も書いてあるので、ぜひ読んでいただきたいですが。

 

 

 

 

 

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さすが、風の森。開栓のときの、ガス感はすごいですね。

 

イソアミですかね。ヨーグルトだったり、乳酸菌飲料のイメージも。

あと、ブドウか。

 

なるほどー。フルーティさをまず感じますね。それでいて力強い。

ほうじ茶とか紅茶のような香ばしい風味も。

加えて、熟成酒にあるような複雑味、特に旨みを感じますね。

以前大阪で飲んだ秋津穂に通じるミネラルっぽさも。

秋津穂の方がはっきりドライで、パツっとしてました。

 

良い意味でカビっぽい風味もあるなー。

とにかく情報量が多すぎるお酒。

個人的には、もう少しシンプルな構成の方が好みかも。

甘みもあり、ドライさも。

両者が壁一枚隔てて共存してて、めまぐるしく交代するような印象を受けました。

 

2日目

良いですね。落ち着いてきたと思います。

スパイシーな舌触りとグレープを彷彿とする果実味。

≪ex2≫テキカカシードル

以前、青森に旅行した際に購入した一本。りんごを用いた「シードル」です。

だいぶ暑くなってきたので、ちょうどよいですね。

 

もりやま園という農園で作られた世界初の摘果を用いて造られたシードルだそうで。

りんごポリフェノールが成熟果より多く含まれているようで、一本あたりにりんご6個分のポリフェノールが含まれているようです。

なんでも、今年の2月から販売が開始されたそうで、これから広まると良いですねー。

 

1本570円(税別)と、他のクラフトビールなんかと比べると、どうしても割高に感じてしまいますが、設備投資等いろいろ事情があるんでしょう。

 

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シードルの経験はほとんどないです。

色は黄金色で、ビールに近いですねー。

 

さすが発酵しているだけ、りんごの風味はあまり感じられず。

甘さ等もなく、結構ドライかなー。

ビールのホップのような風味も少し感じられます。

 

甘さは控えめ、結構ドライですね。

りんごのフレッシュな風味も、キラッと光ってます。

関係ないかと思いますが、摘果ならではの熟してない感じ。これが効果的にドライ、ベタベタしてない味わいにつながっています。

酸味も、りんごらしい酸味で、素直な酸味に感じられます。

きちんと味わって飲んだのは初めてですが、ドライで夏にはさっぱりいただけますよ。

 

キリンなんかも出してますが、一度きちんとしたシードルも飲んでみようかな。

ただ、値段的にクラフトビールの方を手にとってしまいそうです。

もう少し価格がおさえられれば、非常に良いお土産にもなると思いますね。