日本酒愉快者ブログ

日本酒が好きな30代。最近は色々飲んでます。

≪200≫Over Drive Pale Ale Y.MARKET BREWING

名古屋のY.MARKET BREWINGの一本。

こちらはイレギュラー品になるのかな。

通常の缶の素材そのままにラベル貼るデザインもなかなかカッコ良いけど、この缶のデザインも素晴らしいですね。

エフェクターをイメージしてるんだろうけど。

 

香 ホップの爽やかさが適度に香ります。

 

味 ホップのフルーティさ、程よいコクと甘味が心地よく舌に広がります。後味は苦味で締めてくれますが、そこに行くまではノイズがなく、スーンと落ち着く感じ。ガンガントロピカルのIPAとは異なる従来のビールの範疇にありながら、サラッと飲めます。

うちゅうの一本で満足させるのとはまた違う何度も杯を重ねたくなるビールですね。

 

ハードな感じを想像してましたが、ライブハウスでたくさん杯を重ねたくなるタイプの、良い意味でライトな一杯でした。

 

 

メーカーホームページより

エフェクターシリーズ第5弾『Over Drive』×Pale Ale
今回初めて同じエフェクターからペールエールとIPAの2種類のスタイルに挑戦!
5種類のアメリカンホップを組み合わせ、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘キャラクター中心のフレーバー・アロマと優しい苦みとシンプルながらも若干甘みを感じるモルトフレーバーを堪能出来る。

※effector Series“Over Drive”:エフェクターは、主にギターやベースの音に様々な効果を与える機器で、エフェクターシリーズは、そのエフェクト(効果)1つにフォーカスしてビールで表現するというテーマで醸造したもの。
Over Drive』は音を歪ませる効果があり、Distortionとよく似た性質を持つエフェクターですが個人的には歪み一辺倒なDistortionより味があり深みがありながら優しさを兼ね備えたオールマイティーな歪み系エフェクター
本シリーズは、音楽のアプローチからもビールの楽しさをもっと伝えたいと思い、音楽やエフェクターにかかわりの深いビール飲み2名に協力してもらいスタートしたシリーズ。

 

≪199≫宇宙MASTER 

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もはや語る余地もないUCHU BREWING。

結構初期の方から飲んでるけど、いまや超有名ブランドですね。

同じ県内なのでいつかイベントで生を堪能したいもの。

パッチ167と、だいぶ作ってますね。

 

香 洋梨系のフルーティさ。

 

味 ガッツリ濃厚というわけでなく、中くらいの濃厚さ。ほどほど軽く、甘さもしつこすぎない。

若干後味が柑橘の皮のような苦味。

まったりの甘くちょうど良い質感。

非常に満足感のある味わいですね。後を引くという感じではなく、一本でちょうど良い。

 

トロピカル全開というよりも控えめな印象。

やっぱりうちゅうはおいしいですね。

≪198≫澤屋まつもと 守破離 秋津地区山田錦 西戸1561-2

もはや日本酒ブログの体をなしてませんが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

コロナの影響で外飲みができない(はばかれる)中、ストレスある生活が続いているものと思います。

 

今でこそ日本酒を買って、酒屋、蔵元を応援!!というところでしょうが、私はストックしてあるアルコールを消費するのにハマってます。

(大変申し訳ないです。その内新酒、季節酒買います、、)

 

実はGWを用いて結構飲んでおります。

 

本日は母の日ということで真打登場。

 

澤屋まつもとの秋津地区山田錦 西戸1561-2です。

2015年2月10日に醸したってことは、いわゆる26BYなのかな?

いわゆる田んぼの番地シリーズで、高級ラインなんですかね。

 

確か27年に、中野の味ノマチダヤで購入したものです。

当時デッドストック的に冷蔵室に置いてあって、うれしくて購入したなー。

基本的に高級酒はもったいなくて飲めない人間なんで、今に至るという。

 

さて飲みますか。

 

さすがに開栓時、音はしないか。

ベタな表現で申し訳ないですが、バニラ、バナナなど。そんなに強くは香らず。

 

当然ながら、老ねはなく。

恐ろしくスムーズで、雑味のないリッチな旨味。とんでもなく純度の高い甘み。

黄金のグラデーション、気品のあるエレガント。

その内あげるかもですが、先日飲んだ一升瓶のロットシリーズと比較しても、さすがにこちらの方が上。(当然ですよね。ごめんなさい)

 

まーこれは当然ながら美味しいですし、なんの有用な情報もないですよね!

でもさすがまつもとだなーという味わいと時間の経過。

これは食中酒にはもったいないですね。つまみ要らずの酒です。

 

 

197 久保田 吟醸 生原酒 29by

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写真が適当で申し訳ないです。後日、直します。


日本酒ブロガーながら、有名銘柄を飲んだことがあまりなく、久保田も意識して食べたことはないですね。


偶然お邪魔した酒屋さんに、一年熟成のものがあったので購入。


香 控えめなマスカット。マスカットというレベルでないけど強いて言うなら。


味 非常にシルキーでかつ、ミルキー、米の旨味が感じられます。平坦な甘みがじわじわ顔を出します。

アル添のためか、淡麗系なのか後味はバチッと辛口。久保田の酒質はよくわからないため想像にはなりますが、一年経って味わいも落ち着いてきたような印象です。

個人的にはあと一、二年置いても面白いかなーと思います。

特段の感動はないですが、飲み飽きしない感じですか。


196 谷泉 特別純米 orange無濾過生原酒 あらばしり

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なんとなく気分がなってきたので更新します。

いわゆるR1BYのお酒だと、雄東のあらばしり飲んだくらいか。それなりに日本酒飲みますが、回数自体が少ないので、以前と比べるとだいぶ減りました。


石川県の谷泉です。なかなか見ないタイプなので買ってみました。

女性杜氏によるお酒で、なんでも1月にテレビで放映したためかなり注目があったそう。


そんなに強くは香らないですね。すっきりしたマスカットとかそんな香り。


あらばしりらしい、スパッとした軽やかな味わいですね。キレる辛口で、段々と甘味が染み出すような印象。まずまずの出来だと思います。

裏面ラベルのようなとろけるような質感はないですね。

日本海のお酒らしく、白身魚に合わせたいような辛口で軽やかな特徴ですね。

新酒らしくサラッと爽やかに仕上げた感じ。

また機会があればいただきたいです。


≪195≫超群 純米生原酒 八反錦 30BY

広島県 生熊酒造株式会社さんの「超群」です。

お初銘柄で、失礼ながら広島県の銘柄としては、知名度はまだまだかと思います。

 

生熊酒造の創業は慶応元年。
現在のブランドである『超群』は昭和元年に誕生。
蔵では、カルスト台地の湧き水を仕込み水に、蔵の井戸から汲み上げる城山の水を割り水に使用し、米は比婆の酒造好適米。まさに、大地が育んだ東城の清酒です。
日本酒は、世界でも類を見ない手作りの醸造技術に支えられる酒である以上、造り手のこだわりや思いが、その味ににじみ出ていることも事実であります。酒は味わってみないことには旨さも味もわかりません。

 

蔵元HPhttp://ikumashuzo.com/からの転載です。

 

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マスカット、バナナ、バニラでしょうか。

香りの表記はモダン系の書きっぷりですが、どちらかというと伝統的な印象を受けます。

 

結構、良いですね!良い仕立てだと思います。

ほどよくフルーティさもあり、ふくよかな米の旨み。

後味に従って、じわっとアルコールっぽさ。それと、渋みですかね。

若干のミネラルも。賀茂金秀の雰囲気ですね。

さすがに、あちらの方がモダンというか、飲みやすいですが、こちらもなかなかイケます。

賀茂金秀より、日本酒らしいというか、古くさいというか。

火入れすれば、多分辛口男酒になるんじゃないかなーと妄想も。

 

入りは、とてもキレで滑らかなんですが、飲み応えはきちんとあります。

良い意味で、喉に引っかかるというか、酒を飲んでる満足感を演出してくれますね。

いやーなかなかレベル高いと思います。

あまりお目にかからない銘柄なので、不安もありましたが良いお酒だと思いました。

 

個人的お気に入り度 84

≪194≫若駒 美山錦70 無加圧採り 無濾過生原酒 30BY

栃木県の「若駒」です。

言うまでもなく、某ブロガーさんから影響受けての購入。

ちょうど日本酒を飲み始めた6,7年前は複数銘柄買ってました。

去年、愛山を大阪旅行で飲んだ以来ですね。

 

ご存知の方も多いでしょうが、風の森で修行された蔵元さんだけあって、低精白で、ガス感あるお酒というイメージがあります。

最近のトレンドもあり、米もあんまり磨かない方が個人的にも好みだなぁ。

 

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無加圧採りという手間を考えたら、税抜き1,400円と、安めの値段設定だと思います。

ビン底指一本分のオリ。

 

裏ラベル通り、洋なし、続いて桃。カスタードにバナナ。

一呼吸置くと、確かに「黄桃」が強いですね。

 

非常においしいと思います。

線の太いまつもと、甘いまつもと、ガスのないまつもとっていうのが第一印象。

ややジューシーで、ほどよく膨らむんだけど、ドライに締まっていく感じですね。

含んだ風味、ジューシーさは素晴らしいんだけど、カジュアルというか、良い意味で余韻が短く、気楽に飲めるお酒ですね。

輪郭が丸みを帯びて、さらさらと舌の上を流れていきます。

ガスがないと書きましたが、本当に微発泡、舌にうっすら纏う程度。

 

温度帯が上がると、本当黄桃のイメージが強くなりますね。

後味に、黄桃風味が漂います。

冷やして開けたても面白いですが、一呼吸置いても良いですね。

 

甘々濃厚ではなくて、芳醇なジューシー感。

オリが良い仕事をしているんだと思います。

最近飲んでいないですけど、思い出したのは菊鷹。

 

非常に良いお酒でした。

もっとガス感が強くても面白いと思いますけど、そうするとまんま風の森だから、このぐらいが良いのかもしれません。

 

余談ですけど、風の森の実力、影響力はすごいなぁ。

ストックにありますけど、MIYASAKA COREも非常に楽しみです。

 

 

個人的お気に入り度 88