≪18≫酔鯨 純米吟醸 吟麗未ろ過すっぴん
以前の安芸虎の記事の続きになるかと思いますが、とき蔵で好印象だったうちの一つのこちら。
酔鯨の由来は、幕末に土佐を治めた山内豊信氏の雅号「鯨海酔候」で、なんでも大のおお酒飲みだったことから。
その「酔鯨」の新酒の時期だけのしぼりたてのお酒です。
香:アルコールの風味、セメダインでしょうか。
味:うん、ジューシーかつスムーズな味わい。フルーティーですね。
ちょいライチを思わせる感じ、リンゴみたいなフレッシュさも。
やや柔らかく溶け、フレッシュでキラキラした香りが駆け上がります。
やや渋みも内包させてますね。とき蔵でいただいたまんまの印象です。
中くらいの甘み。やっぱり安芸虎に近いですね。
みずみずしい感じは、陸奥八仙に近いかな。
常温に置くと、バニラの風味も。
つるつるキラキラしてますね。うん、フルーティなおいしさ。
2日目
透き通る果実感は健在。果実的な甘みが光りますねぇ。
ややアロマを思わせる香り。さっぱり飲める。
いやな雑味はないね。なんにでも合う食中酒。
シャキッとしてますね。甘みが溶けてるというよりも自立しているというかマーブル状に溶ける。
ミネラリーな味わいなんですが、甘みが光ります。
酸は切れ味程度。甘みは非常に上品。ベタな表現だけど、蜜を思わせる味わい。
個人的好み:82/100
名称:酔鯨 純米吟醸 吟麗未ろ過すっぴん
精米歩合:50%
使用米:松山三井
アルコール度:17%
スペック:無濾過生原酒
酸度:1.85
日本酒度:+6.5
値段:1,500円(税抜き)/720ml
蔵元情報:酔鯨酒造株式会社