≪25≫亀の海 春うらら 純米吟醸うすにごり生
風邪もやっと落ち着きまして、久々に都内へ。
また色々日本酒を買ってしまいました。在庫は増える一方。
桜もかなり散り始めてますね。春もそろそろ終わりでしょうか。
そういえば、夏酒も出始めてました。さすがに早すぎる印象も受けますが、今日なんか夏日のところがほとんどですからねぇ。難しいところではあります。
さて、風邪を引く前から飲んでいたこちら。
毎回記事にする度反省するんですが、もう少し早く飲めよ!!って話ですよね。笑
桜がつぼみの頃にいただくべきお酒です。すみません。
こちらは、長野県佐久市の「亀の海」です。
蔵元の土屋酒造店さんは、この亀の海の他、「茜さす」という地元産地にこだわった銘柄も醸しているようです。
亀の海については、通年商品はもちろんですが、結構季節商品も拝見しますね。個人的に冬のデザインなんか好きだったな。
こちらのデザインも春らしく、○。
さて、前置きが長くなってしまいました。
かすかにオリが絡んでいて、確かにうすにごりですね。
香:ああ、柔らかい。ほのかに酸も感じるような。バナナ、バニラですかね。華やかさも。かなり流行の感じがします。
味:ほどよいガス感がいいですね。それに、チャーミングな甘み。でも、結構舌の上で暴れるじゃじゃ馬かな。最初は柔らかくそれほどでもないような印象ですが、次第に増長していくような甘みですね。後味は、若干の渋み。
この甘みの様子は、桜(ソメイヨシノ)の色自体は淡いのに、壮観に咲き誇り美しく見える姿に似ています。
一般的なおりがらみほど甘みがわかりやすくある訳ではないですが、上述したようなきちんとした甘みはありますし、飲んだ後のキレもあります。
メロンの甘みにバナナのコク。キラキラでなく、淡く輝くんですが、それが眩しく感じるようなお酒ですね。おいしいです。
2日目
昨日はより、とろーっとして来ましたね。品の良いメロンの甘みに、すこしカカオ、チョコっぽいニュアンスが出てきましたね。
個人的には昨日より断然今日の方が好みです。スイートに溶けていきます。
今日は、ガス感はデコレーション程度。なんとなく、秀鳳の雄町を思わせるような。
ただ、あちらよりライト。
4日目
結構味わいが開いたなー。さすがにガス感は感じませんね。
甘みもシロップのような感じになってしまいましたが、酸味があるのでダレませんね。
やっぱり花見に合わせて、1日か2日で開けるのが良いと思います。
1,300円とコスパにも優れていますし。
楽しませていただきました。ありがとうございます。
個人的好み:86/100
名称:亀の海 春うらら 純米吟醸 うすにごり生
精米歩合:59%
使用米:不明
アルコール度:17%
スペック:生 うすにごり
値段:1,300円(税抜き)/720ml
蔵元情報:株式会社土屋酒造店