愉快者的酒場放浪記「丿貫」@福富町
2017年上半期まとめでも書きましたが、かねてより行きたかった横浜福富町の「丿貫」さんへ。駅としては、桜木町が近いですね。
こうして日本酒好きの前はラーメン好きだったので、かねてより名前は聞いておりましたが、個人的に心掴まれたのは、夜は残草蓬莱・昇龍蓬莱を扱うお店になるという点。しかも、22時までは昼間に提供しているラーメンが食べられるという点も非常に魅力。
締めラーするときって大体チェーン店ですからね。
あと、飲み好きとしては、野毛・福富町エリアというのも行ってみたかったので、良い機会でした。
独特の、決して治安のよいとは言えない雰囲気が良いですねー。
で、丿貫さんに行く際のアドバイスとして、
予約は当日の15時30分受け付けており、店に電話
19時から19時30分までの予約で、それ以降は空いている場合に電話をもらえるといった感じ。
ちなみに麺類は22時までですので、ご注意を。
丿貫さんの前に、こちら。
丿貫さんから歩いて30秒程度の、wyvernさんへ。
こちらはスコットランド料理出しているビアバーです。
個人的に、尿酸値が気になるので、泣く泣くビールはスルーし、モルトを。
お任せで、かつ僕自身が初心者ということで、基本的なセレクトをしてくださいました。
本当飲んだことがない人間としては入門編として最適なお酒たち。
日本酒でも段々と好みが、熟成舌になってきたので個人的にはボウモアの癖のある感じが好きでした。
さて、予約の21時30分を前にして、お電話をいただいたので、wyvernさんには大変失礼ですが、お目当ての丿貫さんへ。
とても、行列のラーメン屋があるとは思えない路地裏に。
店内は、21時すぎというのに1席を除いて満席でした。
まず店員さんから、本日のラーメンについてのレクチャーを。
鰺の煮干しのラーメンで、温と冷・また醤油と塩が選べるとのことでした。
また、こちらのお店では江戸時代から幕末にかけての骨董蕎麦猪口でお酒がいただけます。
これも、なかなか味がありましたよ。真似してみよーかな。
まず、「とりあえず」というウズラの卵とネギの醤油漬け と 昇龍蓬莱 雄町 生原酒で乾杯。
厚いうまみのあるお酒で、杯がすすむ、すすむ。
続いて、のん兵衛的インスタ映えするつまみナンバーワンの「厚切り炙り肉刺し」を。
醤油はこだわりの甘口醤油とのことでした。
まぁ、文句なくおいしいですよね。これを食べに来たんです。
で、昇龍蓬莱を早々に飲み終え、注文したのが「残草蓬莱 Queeen」の炭酸化です。
「君、この間やった日本酒をやるとは何事か!」という方、すみません。
また、「日本酒の炭酸化なんて邪道な!」「澪を飲めばいいじゃん」と思った方、すみません。
かくいう僕もそう思っていたんですが、酔いの勢いも手伝い注文してしまいました。
でも、これがすげーうまいんですよ。笑
炭酸といっても、直汲み系のガス感が強い程度の心地よい炭酸で、Queeenの旨味のブーストになるんですよね。
いや、本当おすすめです。
で、調子に乗って次はこちら。
四六式と牛の煮込みです。
何気に四六式も初めてでしたが、きりっと飲め、酸味も心地よく効いていておいしかったです。
牛の煮込みは、バルサミコソースがまたお酒とマッチして、これも幸せ。
で、締めの煮干し醤油を。
見た目を見ていただいた通りですよ。
いわゆるセメント系煮干しラーメンですね。ただ、鰺の煮干しということもあり、苦みはそこまでできちんとうまみの感じられる一杯でした。
で、気をよくして、手造り純米を、燗で。
これまでの3杯のようなサプライズはありませんが、しみじみうまいというのはこのことです。
で、最後の最後調子に乗って、冷やしの塩を。
これもうまかったですよー。本当に酔っぱらったときは伸びにくい冷やしがおすすめですね。
温かい時とは違った、まろやかさ、円熟味みたいなものを感じましたね。
飲んでるときから思ってましたが、本当クレイジーだなぁと。笑
振り返ってみても、本当食いすぎ&飲みすぎですね。笑
とても合計金額は書けません!!!笑
でも、本当に至福の時間でした。
もう記事にしている時点でまた行きたいです。
残草蓬莱と料理の相性も良かったですし、日本酒を飲みなれない方にもおすすめです。
接客も含め、満足度が高いお店でした。
ごちそうさまでした。