日本酒愉快者ブログ

日本酒が好きな30代。最近は色々飲んでます。

≪109≫上喜元 大吟醸 山田錦 あらばしり活性生酒

今回は、言わずとしれた「上喜元」です。

ちょうど日本酒を飲み始めた頃、行きつけの酒屋さんが鬼のように勧めていた銘柄で、初心者の僕に日本酒とはなんぞやというのを教えてくれました。(という気がする。)

 

今回は、大吟醸(精米35)ということで、このブログでここまで磨いたものは初めてかな。加えて、久しぶり(鍋島以来)のアル添酒です。(特別、純米好きってわけではないですが)

また、このスペックで一升瓶で5,000円という破格の安さ。

 

 

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銘柄自体久しぶりですが、相変わらずのトラディショナル系のラベル。

おりは、ビン底指2本ぐらいですね。

 

 

さていただきます。

 

せっかくので、上澄みからいただきます。

 

香 イソアミとカプエチの良いバランスの香り

 

味 あらばしり部分ということもあり、スパイシーでほどよい刺激感ですね。

  サプライズはないですが、非常に綺麗で飲みやすいですね。

 

撹拌すると、活性化してきますね。

 

香 クリーミーさが加わり、少しチーズっぽい発酵臭も。

 

味 

若干癖のなるオリの風味に、サイダーのような清涼感。

甘みは存在感はありますが、わき役に徹していますね。

また、こちらも控えめながら、旨味の存在感は十分です。

ただ気になるのが若干渋い点。

千代むずびのにごりに通じる点として、結構おりが重いおりなのでちょっとくどく感じてしまいます。

ただ、千代むすびより甘みはスリムで、癖も控えめ。

米のミルキーさ、メロンぽさですかね。

全体的に卒なくまとめましたという印象ですね。

サプライズという点では控えめ。ちょっと一升瓶だと飽きちゃうかなー。

 

 

3日目

かなり活性化されてますよー。

やっぱりオリ由来のクリーミーさ主体。つたない表現だと、カルピスソーダ(微炭酸)といった印象。

 

にごり系のお酒を数種類扱いましたが、奈良萬がずば抜けて好きで、他はいまいち。

個人的ににごりは得意分野ではないですね。

本当、気持ちのオリが絡む程度が一番好き。 

 

個人的お気に入り度 83(値段を考慮して)