≪127≫岩清水 2017 槽搾り GOWARINGO 中取り 生
おそらく今年当ブログで、一般的にはあまり知られていない銘柄でべた褒めしたのはこの蔵元だと思います。
岩清水のアースは、本当にサプライズがありましたねぇ。
値段は張りますが値段だけのことはありました。
ただ、飲んだ時期が出荷からだいぶ経ったので、元々のポテンシャルが高いのか、熟成(置いた月日)が絶妙なのかは分かりかねてました。
ちょうど11月出荷で、別銘柄が出たのですぐ買いましたよー。
購入店ではあらばしりと中取りがあり、おすすめは中取りということなので、素直に中取りに。
個人的には、福小町の印象であらばしりが好きなんですが。
見るからに、リンゴをイメージしているラベルなので、おそらくリンゴの味わいなのでしょう。
お店の方からのプチ情報で、2日目以降がすごいですよということなので、気長に飲みたいと思います。
薄黄金色といいますか。EARTHの時と同様に綺麗に色づいてますね。
香
そこまで、リンゴの果実感、リンゴ酸だったりは香らず。
バニラ、少し香ばしいバナナでしょうか。
ちょっと温度帯が上がると、少しリンゴ酢っぽいかな。
味
おお、微発泡ですね。
非常になめらかなテクスチャー。含み香の中にバニラが輝きます。
酸味の部分ですが、リンゴ酢の要素は感じさせますが、存在感は強くないですねー。ライトというか、軽いというか。
端的に言うと、サイダーでビネガーを割ったような。若干、中途半端。
出力、存在感は強くないですよ。ぶっちゃけ玉旭の方が味わいの存在感ありました。
バニラの気品の良さがふわっと広がりますが、そこまで継続せず。しぼんでいくんですよねー。
加えて、味わいも正直ぼやけてます。ちょっときれいすぎますね。
もっと出力強めで良いんじゃないですか。
おそらく酸味に特化しているので、もっとそこ主役にしないと。
店員さんの言っていた2日目以降に期待ですね。
今日だけで言えば、、
2400円(四号瓶)は高いです。
2日目
香
リンゴ酸とバニラ。昨日に比べたら落ち着いたかな?
味
ああ、今日は良いです。安心しました。
さながら、リンゴジュースとりんご酢のブレンド。甘み。
そこにバニラの風味を溶かし込んで流れ出てくるような。
きちんと酸味と調和しながら主役に躍り出ますね。
後味が非常に刺激的ですね。辛さというかサイダーのような発泡感、ドライというか。
今日は良いですよ。飲むのがもったいないなって素直に思います。
非常に風味豊かで、カクテルのようなエレガントさもありますよー。
購入店の方が言ってたように、初日は一杯程度にした方が良いですね。
来年も岩清水は注目して購入したいと思います。
個人的お気に入り度 88