≪231≫醸し人九平次 LaMaison 山田錦
当ブログ初登場の九平次。なんて体たらくでしょう。
九平次はどうせなら良い米のお酒が良いと思い、その前に普通の飲まないとと思い、結局買わないという。
加えて、九平次がある店は、大抵まつもともあるので、まつもと買っちゃうんですよね。
こちらの「LaMaison」はフランス語で「家」という意味があり、コロナ禍の収束を祈ってリリースされているシリーズで、山田錦と雄町があります。
ベーシックな山田錦でいきましょう。
デイリー酒ということなんでしょうが、いかがでしょう。
香
メロン、米のミルキーさがうっすら。
味
さすが九平次、火入れでありながら、うっすらのガス感。
タイプはモダン系なんでしょうが、意外とチャーミング、甘めですね。
ただ、最初は甘さが印象に残りますが、酸味が良いアクセントかも。
ただ酸っぱすぎず、かんきつ?少し軽い酸味。
あとは、梨というのかな。クリアな果実感。
米のミルキーさもありますが、全体的にはクリアで、かつミネラルさもあります。
ただ、主役はチャーミングな甘味と、軽い酸味かなぁ。
総じて高いバランスですが、逆に印象には残りづらそう。
ただ、肩を張らずにこれだけのお酒が日常で飲めたら幸せでしょうね。
おいしいんですけど、こちらの蔵元の実力が出るのは、良いお米を使ったシリーズかなぁとも思いますね。
酒米は違うけど、カマルグとか協田とか、いつになるかはわかりませんが、飲みたいと思います。