≪10≫大信州 別囲い純米吟醸 番外品 生
※2月に飲んだお酒です。
清泉を勧められたお店で勧められたもう1本がこちら。
実は家飲みは初めて。
地酒界では超定番のお酒。長野の中でも重鎮なんでしょうね。
本当一度長野の飲み屋さんとかで、長野のお酒事情をうかがってみたいですよね。
海なし県では、山梨と共通点がありながら、層々たる蔵元が渦巻いてますし。
さて、こちら。純米吟醸に純米大吟醸をブレンドしている破格なお酒。
名前からしてタダモンではないです。
香:おーカプエチですね。爽やか。
味:おお、すっげぇな。すっきりしてる。
ひたすら透明で、かつ軽やか。舌の上に転がすと徐々に青りんごのような甘みが顔を出します。後味に至るまでほとんどドライ感はないなぁ。
思った以上に、すっきりできれいな酒質。
下手な比較ですが、千代緑の甘みを5とすると、こちらは1.5ぐらいかな。
きちんとこの甘みとすっきり感の調和がしている。
少し時間を置くと、3ぐらいの甘みに。
時間を置くと、フルーティーの王道的な風味に。
旨味とか甘みの派手さで行くと、千代緑の方が上かな。
キレとか、軽快さでいくとこっち。
2日目
香:相変わらずのフルーティさ
味:昨日のスマートな感じに比べたら、だいぶ華やかになった印象。味わいも出てきた。
舌触りは、なめらかなんだけど、すっきり感もあり、徐々に8割程度熟した甘みが顔を出します。かなり長く、味が徘徊しますね。
スムーズで、スマートなボリュームなんだけど、ほどよくエレガントです。
個人的には、初日のあの繊細さが好きですね。大信州はラインナップが広すぎて追い切れないんですが、もう少し手を出したいですね。
個人的好み:84/100
名称:大信州 別囲い純米吟醸番外品 生
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:16%
スペック:生
蔵元情報:大信州酒造 株式会社
購入価格(税抜):1500円/720ml