≪26≫まんさくの花 朝市の酒
細々と続けているブログですが、先日は普段の10倍程度のアクセスをいただきまして非常に驚いています。
閲覧先の記事がわかるんですけど、一番の割合が而今で、続いて多賀治でした。
やっぱり、而今への関心はすごいなぁ。
語るほど而今の種類を飲んでいる人間ではないですが、いわゆるプレミアム酒を追っかけるのが疲れるというか、それなら飲んだことがないお酒を飲んでみたいと思うんですよねぇ。
でも、需要という観点からも而今は近々やりたいと思います。多賀治も、もちろんやりますよ。
さて、昨日4月16日に東京へ遊びに行ったついでに酒屋にも数件寄りましたが、見つけたのがこちら。
「まんさくの花 朝市の酒」。ご覧いただいての通り、西荻窪の三ツ矢酒店さんのオリジナルです。
たまたま店舗で購入しましたが、おそらく西荻窪の第3日曜日の朝市で販売するためのお酒なんでしょう。製造日が4月14日ですから本当しぼりたてに近いのがわかります。「しぼりたて」については、立春朝搾りだったり、結構最近多く目にしますし、いろんな意見を耳にしますが、蔵元の負担にならない範囲で、酒屋さんとの信頼関係で納得して販売しているんでしたら、個人的には大賛成です。
また、最近は香るフルーティー酒が続いていたので、たまには辛口系+アル添酒を行きたいと思います。
税抜1,050円とリーズナブル。
さて、いただきます。(4月16日)
香: 結構アルコールが立つ感じですね。本醸造っぽい。ただ、うっすらとクリームっぽさも感じます。
味: いやーすごくフレッシュですね。やっぱりしぼりたては違うなぁ。
香ったときの本醸造にありがちな、いやーな日本酒の風味は皆無。
ベタな表現ですが、本当に「水」。
きわめてフラットな味わいです。
甘みだったり、酸味、苦みなんて本当ないです。
やや米の風味もありますが、気にならないというか本当に透き通った風味を感 じます。癖がないし、舌への入りも非常にスムーズです。
味わいが主張することはないので、飲み疲れないというか食事も選びませんね。おそらく、昔からの呑兵衛だったり、最近の日本酒好きからしても物足りないとは思いますが、朝市で日本酒を飲まないような層に勧めるには良いと思います。
日本酒の入門編としては最適ではないでしょうか。
2日目も全く同じ崩れない印象でした。
味わいとすると物足りない印象でしたが、最近は香り系のお酒が続いたので良かったかなと。
個人的好み:80/100
名称:まんさくの花 朝市の酒
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:14~15%
スペック:不明
値段:1,050円(税抜き)/720ml
蔵元情報:日の丸醸造株式会社