≪32≫篠峯 愛山 純米 中取り 無濾過生原酒
タクシードライバーの時にも述べましたが、私のミーハー部分の1つとして、「米」ミーハーがあります。
日本酒好きの人には笑われてしまいますが、「愛山」とか「酒未来」のお酒にグッときてしまいますね。両米とも、あと1本ずつストックしています。
さて、当ブログ2回目の登場「篠峯」。
酒屋さんのHPによると、麹室を新設したとのことで、ほんのり木の香りを纏っているとのことですが、前回の時は全く気がつきませんでした。
(若干ショック笑)
愛山を使用していて、1,500円(税抜)ですから破格の安さですよね。
スケールの大きさですか、非常に楽しみです。
香:
ガンガン香ります。バナナ、光沢のあるバニラ感。
恥ずかしながら木の香りは感じないですね。言われればそんな気もするかなという程度。
味:
おお、ジューシーというより、層が厚い味わい。
前回の篠峯を1本の層としたら、3層も4層もあるようなイメージ。
確かにスケールが大きいな。
品の良い芳醇な味わいです。でも、篠峯らしい優しい穏やかな部分も。
甘みと酸味半々かな。最初は隠れていますが、徐々に存在感を増してきます。
でも、基本はミネラリーな印象ですね。
均整を保ったまま、愛山特有の甘みだったり、味わいを感じることができます。
優しく、穏やかに、漂います。
造りとして、芳醇でゴージャスな味わいのお酒が多い中、華奢なんだけど煌びやなイメージですね。
2日目
かなり華やぎましたね。昨日は後ろに隠れてた甘みが今日は前にでてきました.
ミネラリーさの中から、水飴のような味わいが溶け出す。
これだけだと、やや退屈になりがちだと思いますが、酸味も程よい距離感を保ちながら追随してくれるので、好きです。
2日目の方が断然好きです。昨日以上に、ほんのりガス感がありつつ、舌触りも柔らかいです。おいしいなぁ。
3日目
酸も一緒に浮いてきました。2日目の方が良いかな。
ややブドウっぽさも感じられます。
篠峯の実力をまじまじと見せつけられました。
記事にしてませんが、ろくまるもやってあちらも良かったな。
今年の目標として、「櫛羅」もやりたいですね。
個人的好み:85/100
名称:篠峯 愛山 純米
精米歩合:65%
使用米:愛山
アルコール度:16%
スペック:無濾過生原酒 中取り
蔵元情報:千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml