≪65≫残草蓬莱 純米吟醸 Queeen 槽場直詰生原酒
もう一本ロック酒もあるんですが、我慢できずにこちら。
神奈川県大矢孝酒造さんの残草蓬莱です。
説明不要かと思いますが、速醸系の「残草蓬莱」と生酛系の「昇龍蓬莱」と分類されています。
今回は、残草蓬莱の中でも低アル酒として、定番と言っても過言ではないQueenを。
まず、queenのスペルがeが一つ多かったり、裏面の注目度123%など、なかなかユニークなアピールが目につきますよね。
あと余談ですが、残草蓬莱等を扱う丿貫という横浜のラーメン屋さんに行くのが、今の僕の夢の一つです。笑
以前も触れましたが、フィーバー777を3年前に飲んで以来です。
香:うーん、体験したことない香りですね。強く香るわけではなく。
出荷からそこまで時間が経っているわけではありませんが、少しひねっぽさも。
これは気のせいかもしれません。
味:
なるほどー、軽快で酸主体の味ですね。
きっちり、旨味とガス感がボリューム感を崩さない程度に。
甘みは控えめです。
アルコール度数の低さにありがちな物足りなさは、感じません。
(さすがに、18度の生原酒と比べると弱いですが)
味わいの奥の方で、ホロホロとうまみが顔を出します。
独特のドライ感があり、さっぱり飲めますね。
うーん、少し梅っぽいかなぁ。
少し常温になると、もう少しジューシーな果実感。
プラムとか、ああいう雰囲気も。
なんとなく、三重錦だったり、玉川に似た印象を受けますね。
2日目
昨日よりだいぶ落ち着きました。
コクだったり、シルキーさが昨日よりかなり強まりましたね。
時折柑橘っぽい酸味も感じます。
ただ、少し水っぽさが気になりますね。
旨味のボディーから、水が浮いてきたような。そんな印象です。
1日目の方が、凝縮感、まとまりは感じられましたね。
4日目
今日も面白いですね。柔らかいタッチに、酸味がじわじわと。
シルキーさ、だったり全体のボリュームも良いバランスを保ったまま。
軽さは、白ワインにも通じますね。白ワインはもっと甘みだったり、ブドウの酸味がはっきりしていますが。
前は、浮いていた水っぽさも落ち着いて調和しているように感じます。
なかなか味わいはきっちり効いていましたが、良い意味で「軽い」お酒でした。
結構、夏にはピッタリだと思います。
個人的お気に入り度 84
名称:残草蓬莱 純米吟醸 Queeen 槽場直詰生原酒
精米歩合:60
アルコール度:12%
蔵元情報:大矢孝酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml