≪76≫三連星 平成24酒造年度産熟成酒 純米吟醸 滋賀渡船六号 24BY
今回は、以前番外編のⅢをやった「三連星」の銘柄立ち上げ10周年を記念した、5年熟成酒です。
比較的フレッシュな酒質の三連星が出す熟成酒ということもあり、惹かれて購入してしまいました。
加水火入れなので、保存方法には悩みましたが扱っている酒屋さんが冷蔵だったのできちんと冷蔵庫に入れておきましたよー。
何度かブログで触れさせていただいた、僕が日本酒を飲んできた中で非常に影響を受けた方がいらっしゃり、その方とたまたま購入した銘柄が被ったため、先に飲ませていただきます。(正直、プレッシャーです。)
ちなみに、澤屋まつもと、長陽福娘、菊鷹、ほしいずみあたりはガッツリ影響受けてます!
でも、このブログも70を超える銘柄なので、ぜひ皆さんから「このお酒いいよ!」とか「その感想おかしいよ!」とか、いろいろなご意見をいただきたいですね。
最近の個人的な趣向で、熟成酒に好みが偏ってきており、外飲みでは結構経験があるので、そろそろブログでも取り上げていきたいと思います。
裏面のラベルは、すみません。
表面は、銘柄としても非常に気合の入ったラベルで、従来の熟成酒とはまた違ったアプローチのラベルではないかと。
裏面のラベルに従って、やや冷やした状態からいただきます。
グラスで見てみると、薄い琥珀色ですね。
香 少し弱い熟成香に、透き通った風味も感じられます。
ただ、温度上昇とともにがっつり熟成香が強まってきましたね。
味 比較的純吟らしいすっきりと柔らかい口当たりで、うっすら熟成を感じる程度かなと思いきや、後味になるにしたがって味わいが出てきますね。
このあたりは熟成ならではの立体感、奥行ではないかな。
あと、熟成酒の枯れた感じは、うっすらと感じる程度。
ただ、慣れてくるとそこまで味わいは広がらないですね。
誤解を恐れないで書くと、熟成酒好きの人からしたら物足りないと思います。
あくまで、食中酒として料理を邪魔しない飲みやすい熟成酒です。
もっと枯れた感じだったり、甘味だったり、酸味だったり、どっかの部分で主張してくれたほうが楽しめますね。失礼を承知で書くと、平凡です。
このブログの当初で、豊賀の氷温熟成に82点を付けましたが、低すぎました。笑
申し訳ない、あちらのほうが良かったです。(安いし)
もう少し常温で置いてみようかな。
今回は様子見の一杯にしておきます。
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ああ、どうしましょ。加水で火入れの熟成酒はこんなもんなんですかね。
外飲みの時は、10年以上の古酒ばっかりだったんで、物足りないのも当然かもしれません。
加えて、いくらおすすめとは言え、冷やした状態はまずかったですかね。
常温、燗での味の変化に期待します。
暫定お気に入り度 81