≪112≫新政 エクリュ 2014 生酛 木桶仕込み
さて、新酒に続いて26BYのお酒です。
当ブログ初登場の新政からエクリュの2014verで木桶仕込です。
実は新政は初登場ながら結構飲んでおりまして、佐藤卯兵衛だったり、やまユの初期だったり、カラーズも初期から飲んでるので、実はかなりの新政信者でした。
まぁ、最近こそ入手難易度は落ち着きましたが、依然手に入りづらいですしね。
日本酒のめりこみ人間にありがちな、少し新政から引いた目で見ておりました。
本当はやまユを飲みたいんですが、それは別格のレア度ですらね。
こちらは偶然手に入った一本で非常に楽しみにしておりました。
ちなみに1年前に通常のエクリュをやってますが、そちらはそこまでの感動もなく普通においしくいただきました。
ぶっちゃけ、6の方がわかりやすいうまさだなと思ったり。
さてさて、
まあ。ラベルについては今更言うまでもなく。
香
イソアミで、マスカットの風味。若干のビネガー。
驚くほど、フレッシュというか老ねた感じのなさ。
味
これはすごい。
下手なムロナマゲンのお酒よりフレッシュかもしれん。
加えて、まろやかさ、円熟味がしっかり
味わいの強さも健在。
果実味は控えめですね。しいて言うならマスカット。
フルーティというより、純粋でまろやかな糖。
透明感はもちろん、ミネラルもほのかーに。
この部分は、去年飲んだ通常バージョンの方が強く感じました。
でもそれよりはるかに「楽しい」
上述したように、ひねた感じ、熟成感はなく。
酒を寝かせていたというより「眠っていただけ」というぐらい。
米の芯の純粋な甘みでしょうか。
単純な比較はできませんが、玉旭のときにかんじたアルコール数では想像できない、力強さ、芯の強さ。
うまいのはもちろん、「素晴らしい」と言いたくなるお酒。
評論家気取りたくなる驚きですね。
ただかなり繊細なので、たばことか匂いの強いものはきついかな。
繊細ながら、大きな世界観を持ってます。
3日目
初日からはだいぶ落ちますね。
去年飲んだ通常ヴァージョンに近い感じ。
フレッシュさは健在ですが、ほのかに乳酸が効いた新政の感じ。
正直初日飲んだ印象は、飲んだ新政の中でナンバーワンでした。
その分、日を置くと少し落ちますね。
やまユ飲めたら飲みたいなーと思いつつ、チャンスがあったらまたブログで取り上げたいです。
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