日本酒愉快者ブログ

日本酒が好きな30代。最近は色々飲んでます。

≪112≫新政 エクリュ 2014 生酛 木桶仕込み

 さて、新酒に続いて26BYのお酒です。

当ブログ初登場の新政からエクリュの2014verで木桶仕込です。

 

実は新政は初登場ながら結構飲んでおりまして、佐藤卯兵衛だったり、やまユの初期だったり、カラーズも初期から飲んでるので、実はかなりの新政信者でした。

まぁ、最近こそ入手難易度は落ち着きましたが、依然手に入りづらいですしね。

日本酒のめりこみ人間にありがちな、少し新政から引いた目で見ておりました。

 

本当はやまユを飲みたいんですが、それは別格のレア度ですらね。

こちらは偶然手に入った一本で非常に楽しみにしておりました。

ちなみに1年前に通常のエクリュをやってますが、そちらはそこまでの感動もなく普通においしくいただきました。

ぶっちゃけ、6の方がわかりやすいうまさだなと思ったり。

 

さてさて、

 

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まあ。ラベルについては今更言うまでもなく。

 

 

イソアミで、マスカットの風味。若干のビネガー。

驚くほど、フレッシュというか老ねた感じのなさ。

 

これはすごい。

下手なムロナマゲンのお酒よりフレッシュかもしれん。

加えて、まろやかさ、円熟味がしっかり

味わいの強さも健在。

果実味は控えめですね。しいて言うならマスカット。

フルーティというより、純粋でまろやかな糖。

透明感はもちろん、ミネラルもほのかーに。

この部分は、去年飲んだ通常バージョンの方が強く感じました。

でもそれよりはるかに「楽しい」

 

上述したように、ひねた感じ、熟成感はなく。

酒を寝かせていたというより「眠っていただけ」というぐらい。

米の芯の純粋な甘みでしょうか。

単純な比較はできませんが、玉旭のときにかんじたアルコール数では想像できない、力強さ、芯の強さ。

うまいのはもちろん、「素晴らしい」と言いたくなるお酒。

評論家気取りたくなる驚きですね。

 

ただかなり繊細なので、たばことか匂いの強いものはきついかな。

繊細ながら、大きな世界観を持ってます。

 

3日目

初日からはだいぶ落ちますね。

去年飲んだ通常ヴァージョンに近い感じ。

フレッシュさは健在ですが、ほのかに乳酸が効いた新政の感じ。

 

正直初日飲んだ印象は、飲んだ新政の中でナンバーワンでした。

その分、日を置くと少し落ちますね。

やまユ飲めたら飲みたいなーと思いつつ、チャンスがあったらまたブログで取り上げたいです。

 

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