≪117≫水府自慢10号 純米大吟醸生酒無濾過生原酒 29BY
新酒に関しては、チャラ男かというくらい手をつけてる当ブログですが。
いやー驚きました。ちょうど日本酒感想日誌様でも同銘柄の記事が上がっております。
個人的に昨シーズンから気になっていた銘柄です。
残草蓬莱で杜氏をつとめられた菊池杜氏が移籍して2シーズン目でしょうか。
実は良く行く山梨の酒屋さんでも取り扱いがあるんですが、一升瓶ばかりでして。
こちらの商品は東京のふくはら酒店さんで購入しましたがちょうどラスト一本で非常に危ないところでした。
言うまでもありませんが、10酵母発祥の明利酒類さんということで、10号酵母にフォーカスをあてた造りだそうで。
当然のごとく、ラベルも10号を売りにされていますよね。
前情報から、ラムネっぽい爽快さとのことで、ラベルからもそういった雰囲気が伝わりますがいかだでしょうか。
ビン底に若干のオリが見られます。
最近はきっちり撹拌してからいただいております。
香
はっきりとラムネのような炭酸飲料の風味。ややオリの分クリームぽさも。
リンゴ、明るい酸でしょうか。
味
香り通り、非常に明るくキラキラした味わいですね。
線の細いあっさりした味わいかと思いましたが、意外と含み香も感じられます。
ラムネ、若干白桃でしょうか。
舌触りはつるつる粘度は感じられませんが、華やかに香りますね。
甘みも感じられ、結構酸味がびたっと。柑橘ぽいですね。
矛盾ですが、風味はないあくまで酸味だけ柑橘というような笑
後味は、バチッとキレますね。脂の多い食事なんかも合いそう。
含んだ時の味わい、少しドライな部分は残草蓬莱を彷彿とさせるような。
食中酒として飲むと、含み香は感じられないときもありますが、ちゃんとリセットして飲むときちんと香りが膨らんで素晴らしいですよ、
微発泡感はほとんど感じられないですねー。ないほうが味わいやすいと思いますね。
温度帯が上がるに従い、とける果実味が。
感想日誌さんの記事にもありますが、結構酸高めですが僕からしたら全然ストライクゾーンど真ん中で。
菊池杜氏のチャレンジがバチバチ伝わるお酒だと思いますよー。
飲みやすい部類にも僕の中では入りますが、ぜひ楽しいお酒なので手にとっていただければ。
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