日本酒愉快者ブログ

日本酒が好きな30代。最近は色々飲んでます。

≪231≫醸し人九平次 LaMaison 山田錦

当ブログ初登場の九平次。なんて体たらくでしょう。

九平次はどうせなら良い米のお酒が良いと思い、その前に普通の飲まないとと思い、結局買わないという。

加えて、九平次がある店は、大抵まつもともあるので、まつもと買っちゃうんですよね。

 

こちらの「LaMaison」はフランス語で「家」という意味があり、コロナ禍の収束を祈ってリリースされているシリーズで、山田錦と雄町があります。

ベーシックな山田錦でいきましょう。

 

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デイリー酒ということなんでしょうが、いかがでしょう。

 

メロン、米のミルキーさがうっすら。

 

さすが九平次、火入れでありながら、うっすらのガス感。

タイプはモダン系なんでしょうが、意外とチャーミング、甘めですね。

ただ、最初は甘さが印象に残りますが、酸味が良いアクセントかも。

ただ酸っぱすぎず、かんきつ?少し軽い酸味。

あとは、梨というのかな。クリアな果実感。

米のミルキーさもありますが、全体的にはクリアで、かつミネラルさもあります。

ただ、主役はチャーミングな甘味と、軽い酸味かなぁ。

総じて高いバランスですが、逆に印象には残りづらそう。

ただ、肩を張らずにこれだけのお酒が日常で飲めたら幸せでしょうね。

 

おいしいんですけど、こちらの蔵元の実力が出るのは、良いお米を使ったシリーズかなぁとも思いますね。

酒米は違うけど、カマルグとか協田とか、いつになるかはわかりませんが、飲みたいと思います。