≪232≫天寶一 八反錦純米大吟醸直汲生原酒 R2BY
お久しぶりの天寶一。
記事にはしなかったと思いますが、一度蔵元にお邪魔する機会もあり良い思い出のある蔵元です。
山梨県甲府市に全国の中堅どころのお酒を扱う酒屋があるんですが、本当こういった銘柄を扱ってくれるんでありがたいですね。
他県の酒屋さんばっかり紹介して、内心申し訳ない気持ちにもなるので、今度紹介してみようかな。
天寶一といえば、ハンコのような天寶一がドカンと鎮座するラベルのイメージですが、こちらは謎なイケメンが入り込んでますね。
裏ラベルには飲食店限定ということで、本来は飲食店応援の意味で販売しているお酒だけど、良いのかな、、今は飲食店もなかなか飲酒の提供が難しいですもんね。
香
リンゴ、ややセメダインの香
味
強めの味わいにどっしりした甘味。とろーっとしたテクスチャー。
やっぱり広島県のお酒が好きですね。
直汲みというだけあり、ざらざらした舌ざわり。ガス感ともまた違う活性感。
非常に純度の高い甘味と、クリアな味わいが同居してます。
(純米)大吟醸だけあり、繊細さもあるんですが、それ以上に甘味とクリアに広がるうま味が素晴らしい。
リンゴで、完熟したリンゴ。原酒で16度なので、比較的低めだとは思いますが、これだけ強い味わいが出せるのかといった感じ。
究極の食中酒を目指すという蔵元のコンセプトということですが、こちらの一本に関しては、邪魔をせずきちんと主張する味わいが印象の一本でした。
前飲んだ中汲みはもう少しクリアで、ライトな味わいでしたね。
それにしてもおいしかったです。ちょくちょく広島のお酒は飲まないといけないなと思いましたし、特に天寶一は本当に僕の好みだと思います。