日本酒愉快者ブログ

日本酒が好きな20代男性によるブログ。現在勉強中です。

≪85≫レイクス チャプター1 純米吟醸 おりがらみ

続いていっちゃいますよー。

佐賀県 基山商店さんのレイクス チャプター1です。

「基峰鶴」の銘柄が最近注目されている蔵元さんではないでしょうか。

 

基峰鶴とも迷ったんですが、たまには変わり種にも挑戦してみようかと。

英語の表記だったり、瓶の形状だったり、瓶内二次発酵からしても、かなーりワインを意識したつくりというのがうかがえます。

 

 

 

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裏面の製造年月日から推測するに、27BYかな?

購入したのは、今年8月下旬です。

 

おりがらみ特有の甘味のある香り。バニラっぽさも

 

約1年置いてあるものの、程よい発泡感がありますね。

噴き出すほどではないですが。

ほんのりな甘味と、結構酸が立ってますね。

で、わりかし渋みも感じます。

表現がベタですが、シャンパンを意識してるなーという造り。

うっすら後味は小麦っぽい穀物の雰囲気もあるんですよね。

ここらへんは、1年置いてあるが故かな?

 

穀物っぽい豊かな風味をだんだん強く感じますねー。

自然な発泡ですがやや粗目。

食事に合わせやすいように結構甘味を削っているのかもしれませんね。

 

辛口のスパークリングワインっぽいなーと感じました。

 

のど越しもかなり良いですし、普段日本酒を飲まない人にはサプライズのあるお酒だと思いますよー。

ただ、いかんせん僕が瓶内二次発酵酒がそんなに好みではないんだな、とこの酒を飲んで気づかされました。笑

七賢の発泡酒はきれいな酒質の日本酒に発泡を足した印象でしたが、こちらはまた違った印象を受けました。

 

 

個人的好み:80/100(1年置いたものであるので、参考値でお願いします)

 名称:レイクス チャプター1 純米吟醸 おりがらみ
 精米歩合:50%
 使用米:山田錦
 アルコール度:50

 スペック:おりがらみ

 蔵元情報:合資会社基山商店
 購入価格(税抜):1700円/720ml

≪84≫片野桜 山廃仕込純米酒 無濾過無濾過生原酒 28BY

連休ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

台風の接近が非常に余計ですよね・・くれぐれも被害等ないよう祈っております。

 

今回は、大阪の片野桜です。

大阪というと中々日本酒のイメージもなく、秋鹿とこの片野桜のイメージがとても強いですね。

歴史的にも、周辺の県から流通してくることの方が多そうですもんね。

 

なかなか大阪のお酒を購入する機会がないので、とても良い機会に恵まれました。

 

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なんといっても雄町を使用しての山廃というのが最大の特徴でしょう。

最近は個性的なお酒が多いので、そこまで珍しいわけではないですが。

お酒のデータに加え、飲み頃な温度帯の記載があるのも親切ですね。

 

 

山廃っぽさはそこまでかんじませんね。全体的におとなしく、米の風味、うっすらお酒の辛味みたいなもの。奥にバニラを感じます。

 

なるほどー、結構透明感がありますね。第一印象から、山廃っぽくないです。

うまみが円を描くように、口当たりもサラサラとでも穏やかに。

摩擦感はゼロで、遅れてキュッと締まった酸味とぐっと重量のある甘味が舌へ。

全体的におとなしいですね。良い意味で地味というか。

ざらざらっとした渋みを感じる瞬間もあって面白いですね。

 

実はほかのブロガーさんの去年の造りの記事を見たんですが、結構濃厚な甘味という感想だったので、意外でした。

裏面の味の記載も違うので、造りを変えてきたのかなと邪推しております。

 

きれいな酸と程々の甘味を表現するための山廃造りですかね。

気持ちのバニラ感もなかなか心地良いです。

 

個人的好み:83/100

 名称:片野桜 山廃仕込純米酒 無濾過無濾過生原酒
 精米歩合:65%
 使用米:雄町
 アルコール度:17

 スペック:無濾過生原酒・山廃 

 蔵元情報:山野酒造会社
 購入価格(税抜):1450円/720ml

≪83≫百春 特別純米酒 直汲#20 生原酒無濾過 28BY

今回はかねてからの課題酒「百春」です。

なかなか購入するチャンスもなく、非常に待ちわびた一本です。

百春といえば、日本酒感想日誌さんなど日本酒ブロガーさんから評判の良い銘柄だと思ってます。

 

今回は、仕込み20号の雄山錦の特別純米で、直汲みのスペックになります。

 

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さて、期待大。

 

非常に明るくストレスのないベリーの雰囲気。ややセメダインぽさもあるかな。

 

こりゃうまいですよー!!

まず、感じるのがサイダーの清涼感。果実で言うとリンゴとか白ブドウかな。

直汲みならではの、ガス感も心地良く。

加えて、非常に柔らかいミルキーな粒子が漂っているように感じます。

しゃきっとしておりながら、軽快な酸味と甘み。

後味は、きゅっと締まった辛味も程よく感じますね。

 

重すぎず、エアリーな酒質なのでスルスルと飲めます。

質感とすると、サラサラ。

なんていうのか、空気を多く含んでいるというか風味を非常に多く内包しているように感じますねぇ。

今飲んでも抜群においしいですが、案外寝かせてまったりさせても面白いかもしれません。

 

流行りの酒質ながら、独特の世界観がきちっとあって、それでいてカジュアルに飲めるように感じました。

このあたり、長陽福娘に通じる部分があって、やっぱり評価されるお酒は違うなぁとボヤイてしまいますねぇ。

 

 

うーん、もっとこのお酒を表現できる舌があればよいのですが、まぁぜひ飲んでください。

 

 

お気に入り度 90

≪82≫玉川 純米吟醸 祝 無濾過生原酒

僕の好きな銘柄の一つ。玉川です。

ブログを始めたので、一度きちんとやっておこうかと。

今回は、京都産の酒米の祝を使用した純米吟醸を。

 

もはや説明不要だと思いますが、念のため玉川の説明。

英国人の杜氏 フィリップ・ハーパー氏による非常に個性あふれる銘柄が特徴です。

一番はIce Breakerですよね。それまで邪道とされてきた氷によるロックの飲み方を提唱したのは大きな功績だと思います。(玉川が元祖だと無根拠に思ってます。)

 

また、酒質もかなり熟成に耐えうる酒質だと思ってます。

ですが、手つかず原酒シリーズといういわゆる新酒の直汲みなんかも僕は好きです。

 

 

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アルコールの辛味をうっすら感じるのと、なんとなく生酛っぽい風味が感じられますね。このあたりは玉川らしさを感じます 

 

舌へ落ちた瞬間にまんべんなく甘味が広がっていきます。

そこからどんどん浸透していき、心地よい甘味を一層感じれます。

さすがに、萩乃露よりかはだいぶ小さい甘味ですが。

 

そこから、独特の木香みたいなものと、キリっとした辛味が効いています。

酸味も強すぎず効果的に締めてくれるのと、うっすら渋みがこれまたアクセントに。

 

本当ラベル裏面の通りのお酒だと思います。

良い意味で雑味があり、その反面透明感を感じる瞬間もあり。

 

辰泉は五味がそれぞれ平均的なバランスの味わいとして出ていたのに対し、こちらは甘味と酸味がやや出ていて、その他は小さく感じられます。

これはこれでバランスが取れているのではないかと思いますね。

 

スタンダードな一本でしたが、玉川イズムをしっかり感じられる美酒でした。

やっぱり好きな銘柄ですね。

 

個人的好み:86/100

 名称:玉川 純米吟醸 祝 無濾過生原酒
 精米歩合:60%
 使用米:祝
 アルコール度:18~19

 スペック:無濾過生原酒 

 蔵元情報:木下酒造有限会社
 購入価格(税抜):1500円/720ml

≪81≫萩乃露 槽場直汲み 中汲み無ろ過生 生もと仕込 特別純米 28BY

最近すっかり冷えましたよねー。風邪ひきそうです。

 

さて、今回は滋賀県福井弥平商店さんの「萩乃露」です。

槽場直汲み 中汲み無ろ過生 生もと仕込 特別純米という日本酒スペックに目がない僕にとっては、これだけで惹かれてしまいます。

うぐいすの囀りの時にも書きましたが、1本の単価を上げてもよいので味わいを追及して、このぐらいの手間暇をかけてもらえるとうれしいですよね。

 

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ついつい中汲みをありがたがって選んでしまいがちですが、この間の福小町の味わいを思い出すと、そんなことないでしょーと考えを改めましたが、どうでしょう。

 

生酛らしい香で、うまみたっぷりの予感。ややサイダーっぽい揮発性も感じ、ややセメっぽさもありますね。うん、想定内。

 

なるほどー。こりゃうまいですね。

直汲みならではのチリチリ心地よいガス感がきちんと感じられます。

生酛ならではの、うまみもきっちり表現され、酸に加えて甘味がグラデーションで溶けていきます。

プラム、プルーンの紫系の果実味もありつつ、米のうまみもがっつりと。

 

結構甘いですよ。日本酒度とは違って結構甘味の強度が強いです。

それこそ栄光富士に近いです。

ただ、うまみだったり、酸味だったり、ガス感がある分、くどすぎずシャキッとしているから飽きずに飲めます。ボディがしっかりしてますね。

 

だんだんとバニラの優雅な雰囲気もありつつ、素晴らしいバランスですね。

いろいろな表情のあるお酒。

 

生酛としてはこのブログ始めてからナンバーワンじゃないかなー。

四合瓶で1,600円なので決して安いとは言えませんが。この味わいを出してもらえれば本当納得。

 

2日目

相変わらず抜群。

昨日同様グラデーションの甘味の中に、より素直な、スィートな甘味が強く出てきました。

心地よく徘徊し、余韻もエレガントな雰囲気が感じられます。

 

こちらの蔵元の元々の酒質はわかりませんが、特別感のあるスペックのお酒の多い蔵元だけに、きちんとマーケティングを把握して流通されている努力を感じます。

素晴らしいお酒でした。また買います。

 

 

個人的好み:91/100

 名称:萩乃露 槽場直汲み 中汲み無ろ過生 生もと仕込 特別純米 28BY
 精米歩合:60%
 使用米:不明
 アルコール度:17

 日本酒度:-1

 酸度:1,6

 スペック:直汲み 中汲み 生酛 

 蔵元情報:株式会社福井弥平商店
 購入価格(税抜):1600円/720ml

≪80≫鍋島 吟醸 サマームーン 28BY

世は9月、日中は暑いものの、すっかり秋の空気感となりました。

日本酒業界では、ひやおろし・秋上がりもかなり出そろってきたんではないでしょうか。

 

日本酒ブログも数ある中、いまだに夏酒をやるなんて当ブログだけでしょう!

そうです、在庫過多のため今回は夏酒。でも今回で最後です。

(ちなみにひやおろし・秋上がりは2種類ほどやって新酒の時期を待ちたいと思います。)

 

さて、今回は「鍋島 吟醸 サマームーン」です。

 

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いわずと知れた超有名銘柄で、僕個人としても日本酒を飲み始めた頃にちょうどブレイクしていて入手困難だった分(今もですけど)思い入れの強い銘柄です。

勝手にですが、鍋島を「美学のお酒」と思っています。

杜氏さんのキャラだったり、ラベルの裏面だったり。最近はブラックラベルという4合瓶で2万超なんてのもありますけどね。

ただ、いかんせん入手が困難で、最近はちゃんと買って飲んでませんでしたが、今回入手のチャンスがあるので購入しました。

 

ベリー、バナナ、ほどよくクリームを感じさせます。鍋島らしさはありますね。

 

なるほどー。透明感のあるしなやかな味の入りから、パウダリーなクリームの雰囲気とサイダーの清涼感と若干のフローラルっぽさ。

味わい自体は軽いですね。ムロナマゲンにありがちな凝縮した印象はなく、加水をしたアル添ならでは、さらっといただけます。

また、アル添特有のキリっとした辛味を後味に感じる瞬間もあり。

マーブル状の味わいから、サイダーっぽさだったり、クリームっぽさだったり表情を変えながら変化していきます。

 

今年お店でいただいた特別純米の無濾過生原酒は、いささかボリュームがすごかったので、今の僕の気分だったり夏という季節を考えると、このぐらいがピッタリです。

 

鍋島もここ数年いろいろな銘柄を試しているわけではないので、このお酒がどういう意図で造られているか真意はわかりかねますが、夏の時期にさっぱり飲めるようにあえて、ボリュームを削っていると推測しています。

意図通りのお酒ではないかと、さすが鍋島だと思いますね。

 

うーん。また1年のうちに飲んでみましょうかねぇ。

 

個人的好み:85/100

 名称:鍋島 吟醸 サマームーン 28BY
 精米歩合:50%
 使用米:山田錦
 アルコール度:15

 スペック:吟醸

 蔵元情報:富久千代酒造有限会社
 購入価格(税抜):1600円/720ml

≪79≫福小町 純米吟醸 生原酒 荒走り

先日、両親が大曲の花火大会に行ってくるとのことだったので、秋田県の酒屋さん「高良酒屋」さんへ行ってきてくれるよう頼みました。

高良さんやカネセさんみたいな地方の酒屋さんにいつか行ってみたいですねー。

 

当然行ってきてもらうからには、複数お酒を購入してきてもらいました。(お金は渡しましたよ。)

秋田のお酒は都内でもあふれているので、購入機会はありますが、やっぱりその県の酒屋さんで購入するのもよいものです。

 

まずは、「福小町 純米吟醸 生原酒 荒走り」です。

以前記事にした、「角右衛門」の蔵元さんの地元向け銘柄。

 

奇しくもこちらの中汲み部分こそ、以前ブログにした角右衛門だそうです。

かなり驚きました。高良酒屋さんの企画商品ということで、こちらの荒走りにも期待が持てます。

 

 

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 香

透明感のある華やかな香り。

バナナ、ベリーの雰囲気もきちんと感じられますね。

この辺りは前の角右衛門にも共通する部分。

 

 爽やかでクリアな舌触りで、以前の角右衛門ぽいと思いきや、そこからぐっと舌へ重力と共に甘さがとろけています。

これが非常にエレガントな甘味で、非常に素晴らしい。

この段階で、以前の角右衛門を超えてます。

メロンだったり、桃のねっとりとした甘味が心地よいです。

お酒もクリアながら、きちんとボディのある酒質で飲みごたえも抜群。

バランスの良さはそのままに、程よく余韻も感じられます。

荒走りならではのフレッシュさがありつつ、全体的には落ち着いた雰囲気でまとまっていますね。

勝手なイメージですが、荒走りの荒々しさ、良い意味でフレッシュさが前面に押し出されているというイメージを根底から覆させられました。

出荷時期が異なるので一概には言えませんが、味わいの深さ、甘味の出方など1枚も2枚も上手ですね。

 

3日目

ややバランスが崩れてきたかな。

でも相変わらず出るところは出てる味わいと、透明感がきちんと両立してますね。

 

 

これは素晴らしい企画商品だと思います。

角右衛門でもいいいんじゃないかと思いますが、知る人ぞ知る一本ということでこのままの商品展開のほうが良いかな。笑

来年も購入したいと思います。

 

 

 個人的好み:87/100

 名称:福小町 純米吟醸 生原酒
 精米歩合:55%
 使用米:美山錦
 アルコール度:17.5

 スペック:無濾過生原酒・荒走り

 蔵元情報:株式会社 木村酒造
 購入価格(税抜):1400円/720ml