日本酒愉快者ブログ

日本酒が好きな30代。最近は色々飲んでます。

あづまみね 純米吟醸 ぎんおとめ 無濾過生原酒

あけましておめでとうございます。

事実上、閉鎖中のようなブログですが、ひっそりとローペースで再開していきたいと思います。

 

新酒のこの時期に、これをやるかって感じですが、お許しを。

 

岩手県吾妻嶺酒造のあづまみね 純米吟醸 ぎんおとめ無濾過生原酒です。

全くのお初銘柄。某日本酒聖地商店で11月ごろ購入した一本です。

 

500mlで税込み1,000円でした。

スペックとか色々加味すると安いですよね。

 

 

写真撮るところも考えないといけないな 笑

 

やや酢っぽい(ビネガーと表現しがち)

穏やかな香で、ある意味イメージ通り

 

非常にまろやか。甘味と酸味とうま味が感じられますが、うま味主体、甘味と酸味は控えめで徐々に染み出てくる印象。

思う浮かんだのが、舞美人とか楽の世とかああいうイメージ。でも、重くなく、磨いただけあって、非常にクリアなんだけど、旨味、酸味、甘味が穏やかにあるといった印象です。

良い意味で無濾過生原酒とは思えない軽さ、飲み口の柔らかさ。

生酛ゆえんなのか、普通のラインナップもこういう造りなのかはわかりませんが、あまり華やかなお酒を造るという酒造ではなさそう。

また機会があれば別銘柄も飲んでいきたいですね。

 

ちょっと淡白ですが、このぐらいで。

 

米鶴 かっぱ 特別純米酒超辛口 

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

もはや昨年を振り返ることはしません。今年は必ず飲んだお酒は記事にして、極端に偏って飲んだり飲まなかったりするようなことはないようにしたいと思います。

 

年始で特別感もないですが、飲みたいやつを。

 

米鶴のかっぱ特別純米酒をいただきます。

 

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発泡とありますが、開栓時うっすらプシュッという程度ですね。

 

カスタード、バニラ的な。香りは、ほぼカルピスソーダ系のお酒ですね。

 

うん。おいしい。

オリを絡めてるので普通だとボリュームのあるうま味に、甘ったるさも感じるのは普通ですが(それはそれでよい)、超辛口というだけあってドライで、かなりキレますね。

口の中に清涼感、油を切ってくれるような味わいです。

それでいて、オリの分きちんとうま味もあるので、良いバランスで成立しています。

メロン、桃、あとうっすらかんきつか。甘さがない分、カルピスソーダ感は低めですが、キレるのとうっすら発泡感もあって、心地よいですね。

ラベル自体、オールド感満載ですが、味わいはかなりモダンより。それでいて、ガス感がうるさくないので、非常に飲みやすいです。

辛いですけど、嫌みのない美酒です。

基本僕は冷酒で飲みますけど、燗にしてもよさそうですね。

新年早々、良い一杯です。

飛鸞70 雄町

最新の日本酒の流行を追っかけているわけではないですが、、

 

目まぐるしく新しい銘柄が登場していきますねぇ。

よく行く酒屋さんで取り扱いが始まった(よく行くと言っても月一)銘柄です。

取り扱いとしては、これと生酛65,速醸、リボーンという貴醸酒だったかな。

なんとなくのこちら。

精米歩合70で、原酒で14度、生酛という、いかにもなモダン酒。

 

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書いてはいないけど、開栓時特に音はなく。

ガス感があるタイプではないのかな。

 

モダン系ですねぇ。サイダー、バニラ、マスカット。(よく僕がモダン系を飲んだときに書く表現)

ただ、強くは香らないですね。弱めです。

 

おお、モダン系ながら意外とじんわり旨味が広がるタイプ。

くくり方とすると乱暴だと思いますが、山城屋とかああいう感じ。

(あちらは基本火入れなので、乱暴だとは思いますが)

当然ながらガス感もなし。うまみはありますが、水っぽい。癖がないですね。

温度帯が上がると、それなりに甘味も感じられ、適度にジューシーさも。

よくできていると思いますが、これからに期待ですね。

ささまさむね 純米吟醸 福乃香 R2BY

気になっていたけれど、なかなか手に取る機会がなかった銘柄。

ささまさむねですが、山梨(僕が買える圏内)でも取り扱うお店も出始めまして、

ただ1か月しないうちに売れてしまいました。

かねてから評判は聞いておりましたし、にごりなんかも大分レベルが高いというのもうかがっておりました。

 

 

大吟醸スペックで、加水+火入れ(一度?)をしているということだと思います。

 

若干、米のミルキーさがあるかなぁ。

香る銘柄ではないかと思いますので、予想通りです。

 

香らない+火入れ+加水というながら、味わいの力強さ、広がり具合は素晴らしいです。

旨味が素晴らしいですね。フルーティ!という印象はほとんどないですが、それこそ米のミルキーさのような甘味がきちんと感じられます。

きちんとうま味があるので、透明感もありますが、半透明?程度でしょうかね。

ただ、これがガツンとくるわけではなく、広がるけど重すぎないという印象。

加えて、後味で、若干の苦み。かんきつの皮のような苦みでしょうか。

こちらが適度に野性味というか、荒々しさのような印象も受け、良いアクセントに。

 

派手ではないですし、香るタイプに比べると地味かと思いますが、非常に味わい深く、アルコールとしての熱量(じんわり広がる感じ)もありますし、とても良いですね。

合わせる食べ物を選ばないと思います。

いかんせん香る系は、飲み飽きしてしまうので、気分としてはドンピシャです。

今年飲んだ印象だと、東鶴なんかが近いかな。

 

まだ季節的に冷酒で飲んでるけど、お燗も間違いなくおいしいと思います。

(なぜかもったいなくてできない)

 

生を飲んでもまた印象が違うと思うので、また買ってみたいです。

万齢 山田錦 超辛口 無濾過生原酒

久しぶりのブログ更新申し訳ございません。

酒自体、週一生活で、日本酒も恥ずかしながらあまり飲んでおらず。

日本酒は買いたいけど、そんな飲まないし、じゃあ買うのやめようかな、みたいな流れに陥っています。

ちなみに、最近和田龍登水を飲みましたけど、久しぶりというのも相まって非常に美味しかったです。近々記事にしますがおススメです。

 

さてさて、個人的には、まったく知らない銘柄でございます。

(余談ですが、僕が知らない銘柄を飲むときは、日誌係さん、まるめちさんのブログを拝見するんですが、ほぼ必ず飲まれていて、本当に脱帽の思いでございます。。。)

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メロン。バナナ。クリーム。でしょうかね。

強く香るタイプではないです。

 

非常に澄んで、すっきりしたタッチですね。

お店の方からも食中酒ということでコメントをいただきましたが、その通り。

良い意味で無濾過生原酒っぽくない味わいですね。

非常に、タイトな味わいで、凛としておりますね

少しうまみというか甘味も感じられますが、さーっと引いて、お酒らしい辛みがきちんと感じられます。

超辛口系のお酒だと、なんだかんだ少し果実感があったり、旨味も少しあるイメージですが、こちらのお酒は、味わいの引き算が感じられますね。

いわゆる「シャープ」「端麗」という言葉がぴったりかと。

原酒で17度なので、割と高くもなく、「無濾過生原酒」というワードだけ見ると面を食らうかも。

でも無濾過生原酒で辛口、この度数だとこのぐらいタイトにはまとまるのかなーとも感じたり。

おいしいですが、デイリー酒として2杯目にいただきたいお酒ですね。

まだまだおこちゃまなので、1杯目はふくよかな日本酒やビールなんかいっちゃいたい気もします。

 

≪239≫美潮 純米吟醸 きたしずく R1BY

某ブロガーさんの影響もあり、好きな銘柄の土佐しらぎく。

以前飲んで記事にはしなかったんですが、印象が良かったので購入。

 

 

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ソーダとか、ラムネとか、さわやかな香りは、やはりらしい香ですね。

 

以前飲んだ時と変わらず、クリアで瑞々しさも感じられる味わい。

少し熟したかなーという印象。

甘味と酸味のバランスは良いですね。ただ、少しリリースから日がたっているせいか、少し煮詰まったような甘味。半年以上置くと仕方ないかな。

クリアな旨味、純度の高い甘さ、明るくさっぱりした酸味。

バランスはとても良いんですが、煮詰まったように感じられる部分が、ややマイナスかもしれません。

ソーダ、メロン、マスカットを連想されるフレーバー。

 

以前出品の大吟醸を1年近く置いて飲んだことがあるので、酒質は熟成に耐えられそうかなと思いますが、米の影響か、はたまた保管が良くなかったのか、酒質に致命的な影響を与えているわけではないですが、クリアでクセのない甘味が特徴かと思うので、少しマイナスな印象。

ただ、リリース直後に買っているわけでもないので、あまりマイナス面を取り上げるのは良くないですね。

土佐しらぎくも追いたいと思わせる銘柄です。

≪238≫天賦 純米吟醸 

週に2回程度は飲むんですが、ブログの更新が全くはかどりません。

ブログ読者のみなさんはどのくらいの頻度で飲酒されるんでしょうか。

毎日という方が多いのかなー。

 

さて、本日は天賦の純米吟醸です。

ぶっちゃけもう雄町の生がリリースされているところですが。。

 

周知の事実かと思いますが、有名焼酎銘柄「富乃宝山」の蔵元の日本酒ラインということで、みこ週に2回程度は飲むんですが、ブログの更新が全くはかどりません。

 

ブログ読者のみなさんはどのくらいの頻度で飲酒されるんでしょうか。

 

毎日という方が多いのかなー。

 

 

 

さて、本日は天賦の純米吟醸です。

 

ぶっちゃけもう雄町の生がリリースされているところですが。。

 

 

 

周知の事実かと思いますが、有名焼酎銘柄「富乃宝山」の蔵元の日本酒ラインでリリースされた銘柄で、御湖鶴で杜氏をされていた方が就任され、なんでも十四代の高木さんの指導も受けたとか。

(日本酒ブログなのでらしく始めました。)

 

純米吟醸火入れで、1,980円(税込み)なので、まぁコスパが良いとは言えませんね。

コスパ党なのですみません)

 

 

 

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強く香るわけではないですが、メロン・ベリー。

フルーティな香で、ややケミカルぽさも。

 

十四代はそこまで飲んだことないですが、真っ当なフルーティ系といった感じ。

(真っ当てなんだよという突っ込みは置いておいて)

テクスチャ-はさらっと、フルーティ(メロン)、香りの印象の通り、少しケミカル、人工的なフルーティさかな。

少し置くと、マンゴー的なトロピカルさ。

やや、酸味が主張するかなといった印象。

 

購入したお店では五味のバランスが良いと伺ってましたが、味わいが突出することなく、かつノイジーな部分もなく、文句なくおいしいといった印象。無難に美味しいという感じ。

 

偉そうに語ると、テクニカル先行で、美酒の体裁はしっかり保っていて、凄みというのは感じられないかな。

でも、十四代に比べると買いやすいし、たまーにフルーティなお酒飲みたいというときには良いと思います。

生になるともう少し味わいが派手になるのかなー。機会があれば、また買いたいと思います。