日本酒愉快者ブログ

日本酒が好きな20代男性によるブログ。現在勉強中です。

≪169≫而今 純米吟醸 吉川山田錦 27BY

実は、この間30歳になりまして。

いよいよ大台。さらば20代。さらば平成。

なかなか感慨深いものもあります。

 

僕にとって高価なお酒は、720mlで2,000円以上のものがそうなんですが、そういったお酒がもったいなくて飲めないんですよね笑

本末転倒なんですが、在庫整理もかねて開けていきます。

 

今回は、而今の吉川山田錦の27BYです。

購入した頃に、SNSかどこかで1年くらい寝かせた方が伸びるといったコメントを目にしまして。

ちゃっかり2年寝かせてしまいました。

最近は、わざわざ而今を購入しようとも思いませんが、相変わらずの人気。

また、このブログ的には、吉川だったり東条産の山田錦のお酒も取り扱ってませんでした。

 

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もはやラベルもかすれてしまってます。

 

マスカット。バニラ。

サイダー。すこし濁った印象も。

フレッシュというと語弊がありますが、古さは一切なし。

落ち着いてはいますが、とにかくキラキラしたそういった印象。

 

 味

さすがに、前々古さは感じないですね。フレッシュという表現はふさわしくないけど、クリアな味わい。

これ飲んで、2年ぐらい経ってるって分かる人いるんだろうか。

そのぐらい古さは感じず。

 

格段にスムーズで、口に入れた瞬間から味わいが広がります。

上品な甘みが際だっていて、旨みも甘みを引き立てる程度。

砂糖の甘み。癖のない甘み。加えてバニラっぽい甘みが少し。

若干、ミネラルっぽいところもあり、がっつりフルーティではないというのも流行っぽい。

偶然だと思うけど、本当良いタイミングで飲んだなという印象です。

 

温度が上がると、フルーティさ、フローラルの印象が広がりますね。

非常にエレガントです。

粒子状に溶けるような甘みが心地良いです。

バカみたいに派手というより、やはり上品で気品がありますね。

 

これは素晴らしいと思います。

この時期の新酒のにごりだったり、ムロナマゲンも確かにおいしいとは思いますけど、入手難易度が相変わらず高いので、どうしても購入したいとは思いませんが、この一本は買って、眠らせておきたいです。

 

正直そこまで期待していなかったですが、さすがの而今でした。

 

個人的お気に入り度 92

≪168≫七田 純米生無ろ過 寒熟 29BY

今日は、佐賀県の七田で、当ブログ初登場。

ベーシックな銘柄をあまりやっていないんですよねー。

 

29BY(?)の無濾過生原酒を低温(氷温かな)で熟成させたという一本。

手間とコストがかかっているのに、1,150円(税別)という驚愕の安さ。

大丈夫かいな。

レイホウという酒米は、僕は初めて遭遇しましたね。

 

 

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そこまで強くないですね。セメダインが控えめに。

 

 香りは控えめながら、力強い味わい。

ペースト状の旨みが感じられます。酸味と甘みが追従します。

柑橘(それもオレンジ)の酸味ですね。

味わいの余韻は長く続かず、さっと引いて行きます。

さすがにこれで1,200円台は安いですねー。

一年熟成ということもあるので、もう少し取ってもいいんじゃないのと思います。

 

温度帯が上がると、梨っぽさも。

梨のオレンジジュース割。

透明感だったり、キレもきっちり感じられます。

気持ち感じられる程度のビターさ加減も心地良いです。

 

通常の七田も、それこそ純米大吟醸なんか飲んでみたいですね。

 

 

個人的お気に入り度 88

《167》酉与右衛門 阿波山田錦50%精米 純米吟醸びん囲い 29BY

新酒に続いて課題酒をやっていきましょう。

 

岩手県の酉与右衛門です。

「よ」の漢字が出てこない銘柄ですね。

夏に夏ぎんがの生原酒を飲んですごくイメージが良かったので。

低アルコールながら、味わいをしなやかで爽やかでした。

 

この銘柄は、どのくらいの位置づけになるのか分かりませんが、720mlで2100円超えなので味わいのハードルは上がります。

あ、水色瓶なんですよね。ちょっと心配。

 

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直汲み、びん囲いという辺り、造りにも手間がかかっているのがうかがえます。

 

透明感、水っぽいクリアな雰囲気、カスタードの甘みがうっすら漂っています。

 

香り通り、非常に透明感のある味わい。癖がないですね。

徐々に甘みと酸味が感じられます。

個人的には、青色瓶の影響というのは感じられないです。

後味で、若干の直汲みらしいガス感。さすがにこの時期なので、落ち着いていますね。

ライトな甘酸っぱさ、甘夏のようなシトラス系のフルーティさ。

いわゆる、生原酒のどっしりとしたうまみはなく、夏ぎんがに通じるようなライトさが素晴らしいですね。

夏ぎんがよりも甘さがきっちり乗っていると思います。

 

水のような癖のなさに、甘酸っぱさがきっちり感じられ、うまみが詰まっていない、ふわふわと柔らかさが素晴らしいです。

まだ、2銘柄しか飲んでませんが、オリジナリティのある味わいで素晴らしい銘柄だと思いました。

 

 

個人的お気に入り度 90

≪166≫澤乃井 しぼりたて純米生原酒 30BY

新酒の時期ですので、30BYを一発やります。

 

東京都青梅市澤乃井です。

東京の蔵元としては、地酒蔵というより大規模の蔵元のイメージで、スーパーなんかでも買えるような。

その分、火入れで流行からは遅れている。そんなイメージでした。

 

ちょうど新酒の時期は、特約店限定で、この純米生原酒と「一番汲み」という本醸造生原酒があるようなんですが、こちらにしました。

720mlで1,350円だったと思います。安くもなく、高くもないといったところかな。

 

 

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りんご8割、バニラ2割。

アルコールのツンとした香りも。

 

新酒ということもあり、厚みがあまりなくさらっとしてますね。

辛さが浮いてきて、少しまとまりにかけます。

が、思ったより味わいが出てて、味気ないということはないです。

とにかく綺麗でフレッシュな味わい、抵抗なく入ってくる感じ。

加えて、リンゴ、フレッシュで蜜少なめのリンゴのイメージですね。

甘みもほどよく出ていてるんですが、さーっと引く甘みなので結果辛みが際立ちますね。

後味は、新酒の荒々しさが残り、かなり刺激的です。

 

まとまっているわけではないですが、不思議と楽しめる面白いバランスでした。

大手~中堅の限定酒というのもなかなか面白いと思いました。

 

 

個人的お気に入り度 84

≪165≫あべ 僕たちの酒 Vol.2 30BY

不定期投稿失礼いたします。

今回は、「あべ 僕たちの酒」です。

前、投稿したイベント以来気になっていた一本。

 

イベント中に、阿部さんがおっしゃってたのが、「生酛は綺麗に造れば綺麗な味わいになる」

従来の「生酛=どっしり、力強い」といったイメージに対してのコメント でした。

 

そのときには、なるほどなーという印象のみで、僕自身の中でピンときてはいなかったんですが。

最近、山廃や生酛を多く飲むので気になりました。

 

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Vol.1は、確か15度原酒だったと思います。

Vol.2は、13度原酒ということで、イベント記事にも書きましたが阿部さんのコンセプトに近いお酒になっていっていることがうかがえます。

精米歩合が、92っていうのも大きな特徴ですかね。なかなかないですよね。

それこそ、仙禽赤とんぼ以来。

 

さてさて、長くなりましたが、いきましょうか。

 

ヨーグルト。乳酸菌飲料系の甘酸っぱい香り。

アプリコットのような果実感も。

生酛ぽさもうっすら感じられますが、非常にチャーミングな香りですね。

 

さわやかな果実味(それこそアプリコットなど)が豊かに広がりますね。

仙禽赤とんぼみたいに凝縮感とか層の重なりみたいなものは感じられませんが、ライトでホワホワした柔らかみがありますね。

甘みと酸味が非常に効果的で、チャーミング。

前飲んだレグラスで感じた柑橘っぽさみたいなのも感じられますし、フォーマルハウトの甘みというのも感じられますね。

そういった意味では、阿部さんの言うスターシリーズの試みが、あべシリーズに反映されているというのが分かります。

(このあべは定番シリーズかはわかりませんが)

瑞々しさ、きらめきというのが感じられる美酒だと思います。

 

 

お気に入り度 89

≪164≫土田 麹九割九分 山廃仕込み 29BY

今回は、群馬県の土田です。最近は、群馬県のお酒前々飲んでないなぁ。

僕は存じ上げなかったですが、「誉国光」が主な銘柄だそうで平成29年からすべての日本酒を山廃酒母純米酒仕込みとし添加物等は一切加えない造りを実践されているそうです。

正直コンセプト的には、二番煎じのように感じますが。

 

この他に、「菩提酛×山廃酛」、「13原酒」のコンセプトのお酒があったり、これらもトレンド追従感も否めず。

この銘柄は、掛け米(麹米)を99%使用して仕込んでおり、このコンセプトはなかなかないように感じます。(あったらごめんなさい。)

 

 

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ラベル通り、メロン、マスカット。わりとフレッシュジューシーな香りですね。

少しツンとして、フレッシュな印象も。

 

すっきりとした入りに、山廃らしく結構甘酸っぱさが感じられます。

よくあるどっしり系とは少し違い、マスカットのさっぱりした果実感、さらさら系の舌触りで、結構すっきりと味わえます。

なかなか個性的な造りで素晴らしいんではないでしょうか。

舌に転がしたときに、瓜の青っぽい風味も顔を出しますね。

じわじわと熟れた印象も感じられます。

上述したように、山廃らしさもあり綺麗さ、透明感のありますね。

綺麗さの中に、複雑味、旨みが溶け込んでおり上手くまとまっているように感じます。

 

思い出したのは、玉旭エコー。あそこまで前面に甘酸っぱさは出ていませんが、魅力的な甘酸っぱさがくせになりますね。

最初に述べたように、トレンド追従感がかなりあったので警戒していた部分もありましたが、良く出来ているお酒だと思います。

 

個人的お気に入り度 88

≪163≫旭若松 純米生原酒 雄町 29BY

先日10月1日は、日本酒の日でした。

めがねの日にかけた「メガネ専用酒」なんかも気になりますけどね。

 

今回は、先日購入した徳島県の旭若松です。

日本酒好きの中では、知られている銘柄だと思います。

家族経営の蔵元で、年間の40石程度の生産。

どっしりした旨みが特徴で、外飲みでは何度か。

まずは、基本の純米酒からいただきます。

 

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製造年月日が、今年3月ということで若干育っているかが心配。

余談ですが、今年直汲み系を購入したら育っていただことが何度かありまして。

たまたまなのか、舌が成長してきたのか、保存状態が悪いのか。

 

セメダインぽさに、米の旨みがどっしり。黒蜜のような。

玉川とかああいう感じ。どっしりした旨みを連想させますね。

 

出荷から時間が置いてあるだけあって、非常にまろやかですね。

ちょいっと気持ちですが、育ってます。ただ、神経質に味合わなければ気にならない程度。

香り通り、どっしりした旨み。バナナのねっとりした甘み。

柔らかい甘みで癖もなし。

どっしり旨みの割に、瑞々しさもあり、口に含んだ感じもスッキリした入りです。

正直、もっとどっしりして甘々かなーと思ってましたが、良い意味で固さもあり、かつ飲み易い印象ですね。

度数もそれなりですけど、そこまで飲み疲れはしませんでした。

 

やっぱり好きなタイプのお酒でしたね。

来期は、別のバリエーション、時間を置かずに飲んだりしたいと思います。

 

 

個人的お気に入り度 88