≪206≫風翠 純米酒 無濾過生原酒直汲み
五十嵐で知られる蔵元の別ブランドで2019年から開始したラインだそうです。
麹米に入間産の米を使用しているのが風翠なのかな。
購入したお店では、個体差はあるもののガス圧が強めなので気を付けて開けるようアナウンスがありました。
シュポっと強めでした。
香
マスカット、バニラのモダン系。
味
懐かしいですねー。五十嵐を思い出します。
かなり出力高めの甘味と酸味。余韻はドライにスパッと切れる感じ。
やっぱり五十嵐好きだなぁ。
飲み比べしているわけではないですが、五十嵐と大きな違いというものは感じられないかな。
すこーし余韻で息切れというか、もたっとした部分、辛いかなという部分もあります。
なんでしょうね、モダン系にある後味の嫌な息切れ感。
キチンと冷やした方が良いかもしれません。
冷蔵庫から出して放置すると、本来のポテンシャルが出なくなるかも。
≪205≫流輝 夏囲い 生
だいぶ久々の流輝。
ブログ始めた頃なので、約3年ぶりですか。
結構ビン底にオリが沈んでますね。
香
サイダーを連想されるさわやかな香りに、パイナップルのややトロピカルな印象。
しっかり冷やしたこともあり、香りは控えめ。
味
まさに大人のカルピスソーダ(酒屋さんのキャッチコピー風)
ドライで、ややチリチリした発泡感から、じわーっと甘味が広がる。
おりがらみにありがちな重みというのも感じません。
非常に素晴らしいバランスに仕上がっています。
いやーうまいですね。奈良萬のおりがらみ並みにおいしいかもしれません。
原酒を加水したタイプでしょうけど、味わいもふくよかでかつ甘味もきちんとあり、それでいて重すぎずスルスル飲める感じ。
また、温度が上がるにしたがって、もたっとすることも多いですが、こちちらは最後まで引き締まった味わい。
1,500円前後のお酒としては、今年になってナンバーワン。
(そもそも数飲んでないけど)
≪203≫森嶋 雄町 純米大吟醸
2月に同銘柄の山田錦の純米吟醸の生をやって、良い印象だったのでまた買ってみました。
どちらかというと、日本酒好きには「大観」の方で知られている蔵元ではないしょうか。
大変恥ずかしながら、「大観」もキチンと飲んだことはないです。
(今度買います。)
詳細は、蔵元HPをご覧ください。
閑話休題。
ラベルを見て分かる通り、意識高い系おしゃれ酒なわけですが、
味わいもモダンの、いわゆるまつもと系で、個人的には好きなタイプでした。
香
全体的に控えめ。いわゆるモダン系に通じる香。やや酸っぱい香り。
奥に白桃のような果実の香り。
味
モダン系ですね。タイトな入りから、意外と華やかでややジューシーさ。
かなり甘味が際立ってますね。
バランスの良い、モダン系ながら華やかさとジューシーさ。
非常に明るく煌びやか。
後味の余韻は、すっと切れてしまうのが、難点かも。
きりッと冷やして飲むと、味わいも締まって良いと思います。
温度が常温になると、ぶよっとした味わいになるかな。
最近だとどこのそうですが、瓶火入れながら、高い品質にまとまってるのは素晴らしいですね。
下手したら、生より良いかもしれません。
≪202≫四季桜 純米吟醸 辛口生酒 nao -夏桜-
いやー暑いですね。
普段通りの再開で恐縮です。もはや、ナンバーすらわかりません笑
今回は、宇都宮市宇都宮酒造の「四季桜 夏桜」です。
初飲み銘柄。不勉強ながら、宇都宮市に酒蔵ってあるんですね。
購入した酒屋さんでは、いくつか夏酒の銘柄を示していただいて、コクのあるタイプということで、こちらの銘柄を紹介いただきました。
賛否ありますけど、4月の製造月。さすがに、4月は早い気も。
ラベルから、加水して度数を下げるタイプの夏酒ということがうかがえます。
香
マスカット、ややカラメルか。
味
非常に艶やかな味わいです。意外と芳醇で、酸と甘味もきちんと感じられます。
すこーしマスカットの果実味も顔を出します。それに、ややミルキーなコク。
基本的には、少しオールドタイプで度数が高く、味わいも骨太な味わいなんでしょうけど、それを加水して夏向けに飲みやすく仕上げている印象です。
飲んでいて気づいたんですが、以前飲んだ久保田に非常に近い味わいの構成です。
あちらは生原酒で、かつ熟成という違いはありますが、まさに生原酒を加水すれば近いイメージになるのではないかと思います。
そういう意味では、辛口っていう表記もうなずけますねー。
ただ、キリッとさらっと飲めるような辛口ではないのは確か。
以前みたいにたくさんの銘柄を頻繁に飲んではいないので、だいぶ舌もブランクがありますが、週一ぐらいでやっていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
≪204≫WEST COAST BREWING Hop Wave
山梨県民の酒好きの私にとっては、甲府市のアウトサイダーブルーイングの丹羽氏が移籍したブルワーということで、かねてより注目しておりました。
そういえば最近アウトサイダーも瓶での販売を始めたようです。
店での生も良いですけど、家でまったり味わうのも良いですよね。
さてさて。
まずは、シャレオツなラベル。
ぶっちゃけ最初は海外のブルワーかと思った。
香
トロピカルでマンゴー主体の甘めな香。
味
にごりはなし。
味わい自体は、おとなしめ。表現とすると正しいかわかりませんが、正統派。
もちろん甘味、コクも感じられますが、がっつりトロピカルというわけではないですね。
これが西海岸風なんでしょうか。
後味にも、麦の香ばしさが感じられ、遅れて苦み。
西海岸というと有名なのはストーンだと思いますが、
こちらも割と正統派なipaなのかもしれません。
伝統的なビールの延長にある味わいで、500mlでも重すぎず楽します。
安くはないですが、おしゃれなラベルですし見かけた方は購入してみてください。
どうでも良いですが、今後の当ブログについて
みなさん、こんにちは。
コロナ禍の中、苦労されている方が多いことと推測しております。
私も外出がほとんどできない中で、本当であれば日本酒を買ったりして応援すれば良いのでしょうが、ストックしていた日本酒をはじめアルコールの消費にしばらく明け暮れておりました。
だんだんストックがなくなってきたことと、新規購入に興が乗ってきたこともあり、今後気まぐれ(すぎる)更新をまた開始していこうと思います。
その中で、いくつか先に申し上げておきたい点として、
・日本酒以外のアルコールも飲むので、それを挙げていく。
・体質(尿酸値)のこともあるので、週1、2ぐらい。
・あとは頑張って更新をさぼらない。
をご承知いただけますと幸いです。
また、特に扱ってほしい銘柄もないと思いますが、幅広く取り扱って行こうと思います。
よろしくお願いいたします。