≪150≫姿 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山 直汲み 29BY
再起動から、どんだけ経つんだよ笑
やっと飲めますよ。本当。
追記しますが、ちょっと前に青森に行って飲んだので、久しぶりという訳ではないですが。
でも自宅で、自分の好きなお酒を飲むという意味では、本当久しぶりです。
通風発症前には、白龍、黒澤なんか飲んだんですが、萎えてしまい。
それは追々。。
脱線してしまいましたが、再始動は姿の愛山からで。
本当は、津島屋の四十二才の春を狙ってたんですが、中々購入機会に恵まれず。
惹かれたこちらで。
都内の某有名酒屋さん限定の直汲みverです。
姿をマイフェイバリットにしているものの、そこまで詳しくないなー。
愛山は初なんですかね?
しばらく情報を断っていたので、本当浦島太郎状態。
香
いやー久しぶりということもあって、非常に華やかに感じますね。
まさにカプ。この辺りは、信頼の姿。
味
おお、さすがですねぇ。非常に華やか、かつエレガント。
甘さマシマシで来るかなと思いきや、ぐっと力強くフルーティさが出て、優雅にキレていく感じ。
このバランスはさすが。ベリーど真ん中で、甘みも上品。
一応、直汲みということで、良くある発泡感はなし。
なんとなく、弾力性というか、ハリがあるような気がしますね。
ただ、段々と飲むに従い、というか温度が上がるに従い苦みが気になるかな。
苦み単体と言うより、えぐみも内包しているような。
ちょっとマイナスですね。
全体は、良いバランスなのにその分チグハグに感じてしまいます。
うーん、久しぶりなので細かい部分が鈍ってますね。
日本酒としては、及第点。姿とすればこのぐらいは、当然やってくれるレベルだと思います。
愛山という希少性とその分のコストを考えると姿が良くやる山田錦とか雄町なんかで十分かなと、率直に感じます。
まぁ、期待値が高すぎましたね。十分おいしいですよ。
個人的お気に入り度 86
愉快者 再始動
ご無沙汰しております。
いよいよ新年度、桜が散り始める季節となりました。
体の方も落ち着いてきたので、ストックもあることから徐々に再開していこうと思います。
一か月は、試運転がてら1週間に1銘柄程度でいこうと思います。
とりあえず決めてるのが、まつもと、山城屋、津島屋あたりでしょうか。
どうしても有名銘柄になってしまいそうです。
再開は1週間後かなー。
その間、病院にもかからないと。
ブログにかかわるお知らせ
長い間の放置大変申し訳ございません。
その間多くの方にお越しいただき誠にありがとうございます。
ブログに関わるお知らせですが、見事通風を発症してしまい、3週間程度経ちます。
とりあえず今は無事生活できてますが、少し休憩しております。
もう少し早くお知らせすればよかったですが、少し不貞腐れておりましたね笑
とりあえずあともう少しおやすみして、少しペースを落として再開したいと思います。
(いや、そんなアホみたいに飲んでないと思いますが体質もあるんでしょう)
意外と呑まなくても大丈夫ですが、日本酒業界も生き物で、日進月歩の部分があるのでブランクがあるとだいぶ遅れてしまいそうです。
とにかくおいしい日本酒飲みたい欲は健在なので、また飲むことを励みに生きようかと笑
みなさんもくれぐれもご自愛くださいませ。
≪149≫一乃谷 大吟醸 暁 斗瓶中取り無濾過生原酒 29BY
今回は、こちら。
福井県 株式会社宇野酒造場さんの「一乃谷 大吟醸 暁 斗瓶中取り無濾過生原酒」です。
いただいたのは少し前ですが、現在、大雪により大変な状況の福井県のお酒ということで、ブログに上げて良いのかというのも正直気になる点です。
こちらの銘柄は、非常にコスパに優れた銘柄で、酔いどれオタク様でも記事にされております。
重複になりますがご紹介を。
山田錦100%使用、40%精米、斗瓶どり、中取り、無濾過生原酒、しかも箱付きという日本酒スペックマニアにはたまらない銘柄となっております。
税抜き1,500円で購入しました。
このブログをご覧になる方は、ある程度日本酒を飲まれていると思いますので、いかに破格かというのが分かっていただけるかと。
販売店の方も、「このお酒は、蔵元さんも赤字で出していますよー」とおっしゃっておりました。
それにしても安すぎますよね。安いのは良いと思いますけど、採算が取れる値段付けでないと、良質な日本酒の出荷が続かないと思うので、せめて箱はなしにするとか、斗瓶の工程は排除するとか、中取りでなくてブレンドにするとかして良いと思います。
香
バナナに、バニラの香り。イソアミですね。
少し熟してとろける感じ。
味
シルキーで、綺麗な舌触りです。
きれい系なメロンを想像していたので、少し驚きました。
柔らかなで、上質な砂糖の甘み。とにかく癖がないですね。
カスタードクリームのような豊かな優美も伴っております。
一応、アル添酒ということで、特有の辛みもあるのかなと思いましたが、後味でうっすら感じる程度ですね。
どの程度添加しているかは分かりませんが、ちょうど絶妙な加減ではないかと。
大吟醸という味わいの中で、コクとしてきちんと感じられる部分もあれば、つるつると癖のなくいただける部分もあり、バランスが非常に逸脱だと思います。
好みの差こそあれ、一定の評価をしていただけるレベルとお値段のバランスです。
個人的お気に入り度 86
≪148≫吉乃友 富の香 純米吟醸無濾過生原酒 29BY
だいぶ更新が滞りましたが(もはや恒例)また更新していきたいと思います。
昨今の日本酒界隈は、次々に注目銘柄が現れてきており、追いついていくのが楽しい反面、少しタイミングを逃すと追いつけない恐怖というのがあるように感じますね。
少し、ペースも上げて行こうと思います。
さて、今回は以前の大阪記事のハレトケさんで購入した「吉乃友」でございます。
記事の中身は、日本酒日誌係さんリスペクトで、行きたいお店もトレースしました。購入するお酒自体は純粋に自分の買いたいお酒を選んだつもりでしたが、まんまとかぶりましたね笑
全く知らない銘柄なので、少し説明をすると、
富山県富山市の吉乃友酒造有限会社さんの銘柄で、「よしのとも」「吉乃友」が主な銘柄でしょうか。
「純米酒なら富山で一番」と主張するぐらい、純米酒にこだわっているようです。
山梨での取り扱いはありませんが、都内ですと富山のアンテナショップや、小山商店、宮田酒店では取り扱いもあるようです。
詳細は、蔵元HPをご覧ください。
クラシカルなラベルをモダンにアレンジしたラベルですが、個人的にはこういうの好きです。
瓶もピンクで、コストもかかりそうですが、こういった点で努力しているのも応援したくなりますね。
さてさていただきましょう。
香
じんわりと香りますね。まずメロン。チョコっぽさも感じますね。
味
清涼感があり、フレッシュな味わいです。基本的には、香り系フルーティ酒路線。
ボディは、細めながら甘み、酸味を伴っております。
香り系と表現しましたが、きちんと甘みも出ております。
まろやさかだったり、味わいも楽しめるのが特徴でしょうか。
香りでも感じられたチョコっぽさがどうでしょう。
楽しめる方は楽しめるでしょうし、気になる方は気になるかもしれません。
すーっときれいなお酒に落とさない点では、個人的には個性的で評価したいと思いますね。
2日目
相変わらず、メロンにチョコ。
かなり酸っぱさが出てきましたね。1日目の酸味とは、また違うハッキリ分かる「酸っぱさ」
総合的にまとまりのあるお酒が多い中、攻めているお酒だと思いますねー。
非常にアンバランスながら、僕は破綻しているようには感じないんですよね。
個性的だなぁ。この味わいが「ハマる」人は少なそうですが、標準的に楽しむことはできる味わいだと思います。
また、機会があれば飲みたいと思います。
個人的お気に入り度 84
大阪行ってきたよ
出張のついでに念願の大阪酒めぐりをしてきました。
まず、朝方から飲み。
なんばウォークにある「初かすみ酒房」さんへ。
「睡龍」「生酛のどぶ」なんかで知られる久保田本家酒造さんが運営する飲み屋といったところでしょうか。
驚きなのが、普通に朝から飲んでいるおっちゃんが多いことと、ビールを飲んでいる人が結構多い笑
あくまで飲み屋なので当然かもしれませんが、ちょっと驚き。
おそらくメインの初霞の生原酒と、熟成を。
熟成の方がグッときました。燗に、ばっちり映えますね。
値段も非常にリーズナブルで、家で飲むよりこちらにきて飲む人が多いんだろうなぁと邪推してしまいますね。
さて、本命の酒屋さんへ。
福島駅から徒歩5,6分でしょうか。
日本酒セラーハレトケさんへ。
完全に日誌係さんリスペクト(ぱくり)記事です。
非常にユニークなお店で、深夜1時まで営業しています。
また、日本酒の量り売り、有料試飲が行えます。
冷蔵ケースに並んでいるわけでなく、隣の部屋の冷蔵庫の中に入ってお酒を探すスタイルです。
事前情報は、聞いておりましたが初めて行くとかなり面を食らうと思うので、気になる銘柄はチェックして行かれる方が良いと思います。
一応ブログをやっている身として、相当銘柄は詳しいと自負していましが、こちらの酒屋さんの銘柄は、ほとんど初見でしたね。
ぶっちゃけ、「ああこういうラインナップね」なんて生意気に見てしまうことも多いですが、こちらは本当わくわくが止まりません。
関東圏の方に、なじみのある銘柄だと、一番はロ万、赤武酒造の浜娘とか、五十嵐酒造の天覧山とか、このブログで紹介した玉旭、多賀治、USUKIですかね。
非常に不本意ながら、2本の購入としました。
有料試飲で、浜娘、玉旭のマザーを。
浜娘は、やっぱり流行の味わいというか、万人受けする味わいに感じました。
ただ、赤武の方が甘みが出てて、好きかなぁ。
玉旭のマザーは、エコーズのプロトタイプといえる銘柄で、酸味と甘みが個性的な点は、共通してました。
店主の方も非常に紳士で、お酒の説明を丁寧にしていただきました。
本当、近所にすみたい酒屋さんですね。
さて、夜は、裏なんばの櫛羅へ。
こちらも、日誌係さんリスペクト記事。(ぱくり)
念願叶っての訪問。
なんばグランド花月・NMB48劇場のすぐ裏でした。
おでんばっか食ってますね笑
篠峯、櫛羅で知られる千代酒造さんが運営されているお店。
ご覧いただいて分かる通り、がっつりした立ち飲み屋。
僕はそんなに抵抗ないですが、常連の方々の間で飲むので、抵抗有る方もいらっしゃると思います。
ぶっちゃけ、そこまで安い訳ではないですが、おいしい日本酒とわいわいした空間がなかなか楽しかったです。
お店限定の酒と戌年限定の亀の尾のお酒。
どちらも申し分ないお酒でした。
あー楽しかったです。
やはり関東圏とは、少し異なる文化なのでとても新鮮でした。
≪147≫澤屋まつもと 守破離 五百万石 29BY
まつもと、まつもと言ってる割に、そこまで数と種類飲んでいる訳でないので、おさらいから。
今年は、まつもとは色々な銘柄飲みたいと思ってます。
純米か、こちらの守破離がまつもとのベーシックではないかと勝手に思っています。
28BYも家のみしていて、感動しましたねぇ。
ちょうど、12月にこちらのうすにごり生1.8Lverがありましたが、やっと720での販売です。
酒屋さん曰く、人気がありすぎて、火入れする間がないから生での出荷と聞きましたが、本当なんでしょうか。
まつもとも火入れには、非常に定評がありますけど、確かに生の方が工程が省けるから、楽と言えば楽なんでしょうか。
(出荷管理は大変だと思いますが)
香
早速いっちゃいましょう。
そこまで香りません。かすかにバニラで、控えめ。
味
さすがのガス感ですね。火入れで、このガスは本当に驚かせます。
ただ、強すぎず舌をなでる程度。
裏面のラベル通り、かなりドライです。
去年の山田錦の方が、優しい旨み、甘みだったように感じますね。
ただ、きちんと旨みが表現されているので、素っ気ないというイメージより、余韻が少ない、辛口的なドライさだと思います。
最近飲んだ中だと、白老に近いイメージだと。
あちらは、だいぶ荒々しく、スパイシーな感じでしたが、こちらはボリューム感もタイトに絞っていてエレガント。
2日目
このラインが好きですねぇ。
ミネラルから酸味が溶け出すようなイメージ。
スッキリながら、旨みがきちんと感じられますね。
思ったよりドライでした。
裏面ラベル通りの味わいがきちんと表現されていると思います。
この辺りは、きちんと狙いが表現できている蔵元の実力がしっかり感じられますねぇ。
味わいの好みは、どんぴしゃですが、生意気ながらこのくらいは当然やってくれるイメージなので、点数はこの辺りで。
ただ、もっと味わいを表現できる文章の構成だったり文章力、もっと舌を磨かないとなぁと思わされました。
おいしかったです。
個人的お気に入り度88