《146》白木久 shirakiku 純米無濾過生原酒 29BY
だいぶ更新が空いてしまいました。
アクセスもあまりないのかなと思ってましたが、平均的に皆様にお越しいただいており大変恐縮でございます。
先週末から、出張で大阪、今週は鹿児島と中々の日程でした。
大阪は、念願叶っての訪問。
鹿児島は、ほぼ焼酎しか飲みませんでしたが、なかなか楽しかったです。
薩州正宗もちょろっと飲みましたよ。
また、近いうちに記事にしたいと思います。
さて、お酒は飲んでいたわけで、京都府 白杉酒造株式会社さんの白木久です。
外飲みで、BASARAという銘柄を飲んだことがあり、非常に良い印象でした。
ご存じの方も多いと思いますが、簡単に説明をすると、食用米にこだわった造りの蔵元で、丹後は、特Aの産地ということもあり扱い始め、26BYより全量が食用米を扱っているとのことです。
日本酒マニアは、ビビッドに反応するところでしょうね。
見ていただいて分かる通り、ワインを意識した銘柄です。
ワインと言えば、小布施ワイナリーさんのソガ~シリーズですよね。
あちらは、がっつりワインぽいラベルですが、こちらは程よく日本酒ぽい。
ちなみに、栓はコルクでなく、ガラス?栓。
香
マスカット、ややセメダインぽさも。奥でバニラがうっすら香りますね。
味
おお、明るいですねぇ。
マスカットの風味で、フレッシュで清涼感があります。
非常に軽やかで、ちょっと乳酸菌飲料の酸味が感じられます。
小気味良いリズム感で、するする行けます。
ガス感も、発泡があるわけでないですが、シュワッとしているようにも。
この部分が、サイダーぽくも思えます。
苦み、渋みはなし。余韻も長く続かず、スパッと。
ミネラルというほど、硬くはないですが、ミネラルと言いたくなるようなスッとした風味。
徐々に温度帯が上がるにつれ、バニラの風味が徐々に強く出てきましたね。
バニラ×ミネラルというのが、まつもとっぽく感じる部分もあり。
(ぶっちゃけ、そこまで飲んでいるわけでないので、あくまで印象です)
4日目
甘みがもう少し強く出てきました。
キュートな酸味に内包された甘み。味わいもメリハリがきいていて非常に面白いです。
もう少し丁寧に飲んだ方が良かったかなと後悔していますが、非常に面白いお酒です。
個性的な部分もあり、ただわりかし万人受けする個性だとも思います。
また、別の銘柄を今年やってみたいですね。
個人的好み:87/100
名称:白木久 shirakiku 純米無濾過生原酒 29BY
精米歩合:60%
使用米:コシヒカリ
アルコール度:17~18度
スペック:無濾過生原酒
蔵元情報:白杉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,550円/720ml