日本酒愉快者ブログ

日本酒が好きな30代。最近は色々飲んでます。

≪230≫笑四季 Sensation BLUE R2BY

もはやいつ以来の笑四季でしょうかね。以前飲んだのはセンセーションの白だし

(後から見返したけど、記事にしてなかったですね。記憶力がゼロ。)

いかんせん、銘柄のバリエーションがありすぎて、追えないというか、手に取りづらいというのが正直な印象。

調べてみたら、以前は滋賀県限定で出荷されていた青verとのことですね。

 

話は逸れますが、薄青瓶問題はどうなったんでしょうか。

なんて、この瓶の色を見て思い出しました。笑四季は、新政と交流があったような、なんて思ったら、こちらの瓶は透明な瓶に青色で塗装?しているタイプでした。

さすが。

 

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購入したお店の方は「すっきりしてますよ」とおっしゃってましたがいかがでしょうか。

 

バナナ、カスタード系。あとメロンか。

 

いやーさすがにおいしいですわ。

まずは、すっきりしてフルーティな印象。これが不味いって人はいないと思う。

甘味と酸味のバランスは抜群に良く、しつこ過ぎずすっきり。

磨いているとはいえ、味わいは比較的豊か。綺麗という感じではない。

雑味はないけど、甘味と酸味とうま味はキチンとある感じ。

華やかではないけど、ジューシーというか。

果実感?メロンかぁ、もありますね。

 

白はおりがらみだったせいか、もう少し柔らかくミルキーな味わいだった記憶ですが、青も非常においしいです。

コンセプトに応じて、造り分けができているんだなぁと連想させてくれます。

 

今年飲んだ中でも個人的には結構お気に入り。

 

 

≪229≫笑亀 純米しぼりたて無濾過生原酒 R2BY

この間長野県旅行で蔵元で購入したお酒です。(続く)

思えばこの蔵元の笑亀銘柄を飲むのは初めて。

過去の銘柄の印象はとても良かったので、こちらにも期待しております。

 

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以前の銘柄にも通じる、派手に香るタイプではなく。

うっすらメロン、マスカット。あと米のミルキーさでしょうか。

 

新酒なので当然ですが、まだ若いですね。

香り通りですが、メロン系の果実味とどっしりしたうまみ。

若いと表現した通り、まだ荒い印象。(そりゃそうか)

味わいが乗り切っていないので、旨味や甘味もそれなりに感じられますが、なんというか荒い分、辛くも感じられますね。

嘉根満比較だと、甘さは控え目だけど、それなりに主張する印象。

酸味もほどほどに感じられるので、バランスは良い。

どっしりしたうまみとも表現しましたが、まだ若い分、軽快にも飲めるのかなと。

実際、結構杯は進みました。

 

個人的に、嘉根満みたいに味が乗ってる印象や、貴魂みたいに落ち着いた味わいも好きなので、無濾過生原酒ですがもう少し置いてみたり(それこそ夏越とか)しても面白いのかなと思います。

ただ、新酒のフレッシュさを味わうのがこのお酒のウリだと思いますので、まぁ邪道かな。

≪228≫MIYASAKA しぼりたて R2BY

最近飲むペースが明らかに増え、非常に良くない傾向です。

健康(尿酸値)には気を付けて飲んでいきたいです。

 

今回は、MIYASAKAをいただきます。

真澄は以前挙げた銘柄、MIYASAKAはCOREは二年前ぐらいに飲みましたけど、記事にはしていません。

首都圏では入手しづらい印象があり、かつCOREを含め酒米も色々使用している印象がある銘柄で、この間長野にお邪魔した際には、ミーハー心を抑えられませんでした。

日本酒ブログの端くれとしては、今更過ぎる銘柄で悩んだところです。

ま、飲みますけどね。

 

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くっそミーハーなので、ラベルのデザインともに痺れます。

 

メロン、カスタード。まぁメロンより、甘めのとろける感じ。

 

以前飲んだ印象は、よくできたモダン酒といった印象。

やはり印象通りのモダン酒。当ブログでよく表現する嫌なガス感の後味はなく、チャーミングな甘味と、ほどほどの酸味。

しぼりたてということで、フレッシュさ、荒々しさ先行のお酒もありますが、きちんと味わいが乗っていて、程よいボリュームも感じられます。

非常に良い出来のモダン酒だと思います。

純度高いメロン感と、メロン一辺倒ではなく、マスカット感もあり。

ややミネラル感もあるクリアさも。

ラベルにもは「シャープで引き締まった印象」とありますが、ほかの酒米に比べてでしょうか、、

シャープで端麗というよりは、程よくジューシーで引き締まった印象という方が近いかも。

出すところは出して、抑えるところは抑えるといった感じ。

 

バナナ、ややトロピカルに感じる印象も。

 

新酒ながらちゃんと味わいのピーク、ボリューム感が感じられ、非常に良い出来だと思います。

≪227≫山陰東郷 純愛酒 

お初銘柄「山陰東郷」です。

一升瓶が主な銘柄なので、四合瓶馬鹿の僕にとっては手に取り辛い銘柄でしたが、最近は一升瓶でチビチビ飲むというスタイルが主なので、ちょうど良い銘柄になりました。

 

こちらは某酒屋さん別誂の銘柄で、ラベルの意味は全くわかりません。

気にしないけどBYもいつぐらいなんだろう。

 

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グラスに注ぐと、大分黄色がってますね。良い熟成感を期待させてくれます。

 

十分に枯れた香。古酒というほどではないですが、きちんと熟成されている印象。

 

常温で飲みます。

いいですねぇ。ちゃんと枯れている風味もありつつ、味わいが全くないかといわれるとそうではなく、ちゃんと優しい甘味とうま味が感じられます。

枯れた香ばしさもあり、主張して伸びていきますが、わずかに酸味も。

最高においしいです。今の好みにどんぴしゃ。

クリアで、かなりライト。

がつんとコクがあるかというと、そうでなく、控えめ。

ただ、地に足付いた味わいがある分、ペラペラというより、軽やかながら枯れたうま味のあるお酒という印象に感じられます。

 

すさまじくじんわりとしたうま味。延々と飲めるお酒だと思います。

お燗が面倒なので、常温で飲みますが、お燗にしても甘味やうま味が伸びてきそうな印象です。お店の方も、強くお燗にしても崩れないとおっしゃってたので、お燗推奨だと思いますね。

≪226≫今錦おたまじゃくし 特別純米酒 生原酒 R1BY

当ブログ初登場の今錦。

日本酒を飲み始めた9年ぐらい前から、あこがれた銘柄でして。

外飲みでは、ちらほろ飲んだ記憶もあります。

 

ご存じの方も多いと思いますが、銘柄解説をすると

蔵元のある中川村の棚田で生産された美山錦を用いて醸された銘柄で、2月初旬に販売されるのが、こちらで、裏面の通り特別純米酒は4月、ひやおろしは9月と、おたまじゃくしが成長するようにラベルも変化するそうです。

ちなみに、「中川村のたま子」は棚田ではないですが、中川村で栽培された美山錦を使用している妹分にあたる銘柄とのことで。

 

 

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肝心の部分が切れていますが、2020年1月製造です。

生原酒ということで、1年程度引っ張っているので味わいがどうなっているか(破綻していないか)気になるところ。

もはやおたまじゃくしでなくて、蛙になっている可能性も、、

 

強く香るわけではないですが、結構酸味が感じられるような?マスカットか?

 

非常に濃厚ですね。いや、濃密かな。

例えるなら、米のミルキーな甘味ですが、もっと純度の高い甘味。

1年置いた生原酒ながら、破綻せず凝縮されている印象を受けました。

(1年前のを飲んでないので、あくまで予想ですが)

いわゆるどっしり米のうま味系の生原酒の雰囲気もありつつ、かなりクリアで透明感があるのが素晴らしい。

ミネラル?ほどではないですが、非常にクリア。

それでいて、ギュッと濃密な甘味が印象的なお酒です。

 

ブログ再開以来ではトップクラスに好きですね。

いかんせん特殊な条件のお酒なので、ブログ向きではないですが。

一定の熟成にも耐えうる強い酒質なのは間違いないかと。

濃厚酒でいうと、楽の世なみの濃さ。甘さでしたが、いやに尾を引かない甘さで、味わい的にもキレる部分もあり、非常においしかったですね。

もう一本ひやおろしを買っているので、そちらも楽しみ。

≪225≫磯自慢 本醸造 

そろそろブログ開始4年になるのに、初登場な磯自慢。

(さすがにマズイでしょ)

当方は山梨在住で、比較的近いのにあまり縁のない静岡県のお酒。

カテゴリーを見てみても、英君だけしか飲んでないし。

いわゆる静岡吟醸がそこまで好みではない(嫌いではない)故かも。

 

それでいて、磯自慢は入手困難ですしね。

静岡以外で、当方が入手しやすい酒屋というと、はせがわさんしか思いつかないからなぁ。通販もあまり利用しないし。

 

 

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香 メロンに、ややバナナ。マスカットか。

 

世代問わず受け入れられやすい美酒ですねぇ。

本醸造ながら、お手本的な吟醸酒

ガンガンフルーティというわけでなく、すっきりキレイ系で、ほどよく香る程度。

カスタード的な香ばしさ、すっきりフルーティさがちょうどよいバランスで、すっきり飲みやすい。

変なノイズもないし、とにかくすぅーっと綺麗に舌に伸びる感じ。

味わいも良いボリュームで、キレイな線を邪魔しない程度に抑えられていて、とにかくきれいな嫌のない美酒といった印象。

もはや僕が言うまでもないですが、コスパ抜群で、味わいの雰囲気的にはとても一升瓶で2,000円前後とは思えないです。

 

たまにはこうオーソドックスな美酒も良いなぁと思いますが、いかんせん当方の好みど真ん中ではないのと、食事と合わせて飲むタイプなので、繊細なお酒はもったいない気がするんですよね。

でも、そのうち磯自慢の良いやつを買ってみたいなぁと思いますし、静岡吟醸系も積極的に飲もうと思います。

≪224≫the GANG 山廃純米大吟醸

先月ですか、阿佐ヶ谷の三矢酒店さんで購入した一本です。

ジャケットに惹かれて裏面を見たところ、北安醸造さんなので購入しました。

こちらのGANGは三矢酒店さんのオリジナルになるんでしょう。

北安醸造のお酒も限定のものだったり、いろいろ取り扱っていたので、色々試したくなりました。

 

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北安大国もだいぶ飲んでないなぁ。

 

プラム、かんきつ系の酸味。プーンと強く香る感じではない。

 

山廃×純米大吟醸というスペックなので、味わいもユニークなバランス。

基本的には、きれいな印象だけど、優しくマイルドな甘さが広がるのは北安大国の雰囲気と似ています。

円熟した味わいで、桃、ドライフルーツの果実味。派手さはなく、じんわり甘味が伸びる。

クリーミーなうま味も同居。僕はバナナと例える感じ。

酸味もうっすらあり、個人的には好きな甘味。

磨いてるだけあって、上述したようにクリアで、きれいな印象もありつつ、若干にごりかかったうま味というのかな?クリア一辺倒ではないです。

雰囲気が似ているのは、あべの僕らの酒vol5。

あちらは磨き過ぎず、複雑味を出す印象だけど、こっちはキレイ線で行きつつ、複雑味がうっすら出る感じか。

 

とにかく例えベタで申し訳ございません。

非常に上品で、和三盆系といってもよい甘さ。

 

個人的には、北安大国の様な、もう少し太いどっしり系の方が好きだけど、良さはキッチリ感じられるお酒でした。