≪220≫篠峯 純米生原酒 R2BY
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年は気合を入れて、ちゃんと更新していこうと思います。
新年一発目の更新は、篠峯の純米生原酒からいきます。
スペック馬鹿なので、「直汲み」とか「おりがらみ」とか、特殊な酒米を選びがちですけど、今年は通常スペックのお酒も飲んでいかないといけないですね。
そんなわけで、篠峯の純米生原酒。
こんな時期なので、旅行もできませんが、また難波の櫛羅に行って、篠峯をたらふく飲みたいなぁなんて思います。
香
マスカット主体、サイダー、ややマスカット。
よく飲んでないですけど、篠峯っぽさを感じます。
味
きちんとおいしい。キュートな酸味と適度にふくよかな甘味。
マスカットの果実味。ガス感もチリチリと、ガスを感じるというわけではなく、ほどほどにあります。
後味も、すっとキレる感じ。新酒もピチピチ、荒々しさもあります。
加えて、適度に渋みが残るので後味を占めてくれます。
篠峯らしいクリアで、水のクリアさ。
味わいが濃縮ではなく、適度に軽やかで、味わいが詰まりすぎていないのも好印象。
原料米もブレンドということもあり、酒米のクセ、特徴が出ることもなく、カジュアルにいただける印象です。
酒米も単一米とか、それこそ山田とか雄町とか、選んで造れば、それぞれの特徴が出るだろうなという期待感も抱かせてくれます。
このお酒飲んだだけで、「篠峯は~」なんて語る気はないですが、やっぱりおいしいですし、多少経験を積んだ今飲んでわかる魅力もありますよね。
非常においしかったです。